UoPeopleに入学を考えている方、入学されている方。
何年の何月くらいに卒業できる!と既に目星はついていますか?
在学中の私は、見積もりを完全に見誤っていたことに気づき、軌道修正に励んでいます。
理想的なUoPeopleの歩み方と異なり、現実的にはどんな問題が出てくるのか?どれくらいバッファを設けておいたらいいのかなど、考えておくべき事項をまとめてみます。
結論:5年はかかる
社会人をしながら、UoPeopleで1タームに何コース受講できるかな?
卒業に必要な単位はいくつ?じゃぁ…何年かかるかな?
社会人を続けながらUoPeopleで学んでいく場合、1タームに2コースくらいを取る想定だと卒業まで5年ちょいかかりそうだと計算します。
ダラダラ続けるとモチベーションが保てない。でもお仕事があるから詰め込みすぎもできない。自分に適切なバランスを掴むのはとっても難しいです!
理想的に進まないUoPeople
私は、毎ターム2コースずつくらい受講しようと想定していたのですが、想定通りには全く進みません。もちろん計画通りに頑張っている方をたくさんTwitterで見かけますが…例えば、私の場合は入学から2年弱でこのような変化がありました。
- 転職した
- 仕事の責任が重くなった
- 仕事に直結する資格を取りたいと思うようになった
- 体力が落ちた気がする
- 気力がついてこない日がある
- 自分の家族ができた
- UoPeopleに通うメリットを改めて考えるようになった
環境が変わって、無限だと感じていた自分の時間が、有限だと感じるようになりました。
2年前は自分のやりたいことだけ考えていればよかったのですが、今は考えないといけないことが沢山でき、自由時間に制約が生まれました。
UoPeopleを卒業したい。その気持ちは本物ですが、大学は生活のほんの一部。
ライフスタイルは変わります。
あなたは、来年の今頃に今と同じくらいの時間をUoPeopleに割き続けることができますか?
UoPeopleで学ぶなら、見えない未来を想定して、長期的スケジュールをバッファを持たせながら立てる必要があります。
現実的なUoPeopleの歩み方
具体的な長期スケジュール検討の考え方
それでは現実的に、自分がどれくらいの期間でUoPeopleを卒業できるかを、どう見積もったら良いのか?と言う問題です。
もしこれから、私が改めて入学段階から長期スケジュールを立てるなら以下のことを念頭に入れて必要な期間を考えます。
- モチベーションが一番高いのは入学時
- 未来の忙しさは無限大。今現在の忙しさは自分で自覚できる。
- 未来の私は、今よりも仕事の責任が増えて忙しいはず
- 未来の私は、今よりも体力が下がって集中力も持たないはず
- 未来の私は、家族が増えているかもしれない。自分の時間が今以上に減るかも
まとめると、入学時を最高地点として、入学以降はタームを重ねるごとにUoPeopleに自分が避ける時間は減っていくと思っていた方が良いと思います。対して、講義の難易度は上がっていくことでしょう。
夢のない考え方ではありますが、このような見積もりをしておかないと、自分が一杯一杯になってDrop outしてしまうことになるかもしれません。
Drop outを避けて、卒業まで頑張れるように、一番大変な状況を想定して見積もってください。
Transfer Creditsで短縮する
過去に他の大学で学んだ経験のある人は、当時の努力をUoPeopleに反映し、重複するような講義は受講不要となります。
中退していたとしても、中退までに取得した単位があればUoPeopleで使えます。
UoPeopleに存在しない講義でも、一般教養にあたるElectiveの区分の単位として補充されることがあります。
UoPeopleでは必修の講義のみ受講すれば良いとなると、だいぶ心の荷が降りませんか?
使える部分は最大限に活用することをお勧めします。
忙しい未来を想定して具体的なスケジュールを立てると?
ここまでの考え方を踏まえてUoPeople入学から卒業までのスケジュールを考えてみましょう。
お仕事しながら学生をするとなると、もっと時間がかかりますね。
卒業に必要な単位数
Bachelor degree卒業に必要な単位数をDegree Audit Reportから確認してみました。
Computer ScienceのBachelor Degreeの場合、120Credits必要です。
1コースで3単位なので、120/3 = 40コース受講ですね。
UoPeople卒業までの具体的なスケジュール案
未来の自分を考えながら、今の私だったら卒業までのこんなスケジュールを立てます。
Transfer Creditsを使わない場合
働きながら、現実的に受講を続けるならこんな感じかな?と組んでみました。
お休みなく頑張り続け、最低限どの単位を取得したとして5年で卒業ですね。
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | |
ターム1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
ターム2 | 3 | 2 | 1 | 1 | 1 |
ターム3 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 |
ターム4 | 3 | 2 | 1 | 1 | 1 |
ターム5 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1→卒業 |
- UoPeopleで学び始めようとしている方はきっと向上心が高いので、お仕事での成長が大きかったり、他に頑張りたいことが出てくることも多いと想定しています。
- このスケジュールのポイントは以下の通りです。
- 1年目は受講コース多めに
- 2年目以降はライフスタイルの変更を想定して欲張りすぎない
- 休学する可能性もある。1ターム休学したら、次のタームで調整できるよう1タームに詰め込みすぎない
- 3年後、4年後は今現在想定できない事項で忙しくて、1タームに1コース受講するのもギリギリかも
このスケジュールだと、お仕事やプライベートが忙しかったら6年目も突入しそうですね。
Transfer Creditsを使う場合
現在、私が自分用に建てたスケジュールになります。Transfer Creditsを使って日本の四年生大学で取得した単位とSophia Learningで取得した単位を移管し、残った必修科目だけUoPeopleで学びます。
このスケジュールなら、お仕事忙しい人でも進められるんじゃないかな?と思います。Transfer Creditsできる単位数が人により異なるため、調整が必要です。
- 57単位を四年生大学から移管しました
- 15単位をSophiaから移管しました
- 必須科目20コース(20*3=60単位)ほどをUoPeopleで受講していきます。
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | |
ターム1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
ターム2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
ターム3 | 1 | 休み | 1 | 1 | 1 |
ターム4 | 2 | 休み | 1 | 1 | 1→卒業 |
ターム5 | 休み | 1 | 休み | 休み |
残業が不定期に多いお仕事をしながら、2年間UoPeopleで頑張ってきた実績はこんな程度です。
「忙しくて次のタームは受講無理だ!」と言う時期が発生することを想定に入れながら以下のルールで表を埋めていくと、やっぱり5年間で卒業できそうです。
- 忙しくて休学したタームが2年間で既に3タームあります
- 1タームに受講するコース数は1つが限界です
- 「1ターム1コースのみ」で「1年に1回お休み」を条件にコースをはめていく
うまくいけば、社会人UoPeople大学生は5年で卒業
パートタイム社会人大学生の場合、順調なら5年間で卒業できそうかな?と思いましたが、いかがでしょう?
こちらの計算は鬼残業ありアラサー女が計算したものです。
ライフスタイルにより、大いに変動が予想されます。
ちなみに、UoPeopleは1コースにつき1週間15-17時間確保してね!と目安を提示しています。
私の場合、平日毎日30分、土日に6時間ほどかけてるかな?と思うので大体週に10時間程度しかかけられていない気がします。
これまでは基礎知識のあるコース受講が多かったのでこれでいけましたが、College Algebraを受講したときは確かに15時間くらいかかったと思います(そしてDropしました)。
なので、自分は毎週15時間かける何コース、UoPeopleに時間を割けるかな?という視点で1タームに何コース受講できるかを考え、スケジュールを立てるといいと思います。
今回私は自分の未来のスケジュールを改めて作って、まだまだ先が長いな…と気づいてしまいました。
自分のペースで頑張り、知識をつけて、納得のいく学生ライフにしましょう!
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