GeneralとCommonはどちらも耳にする機会が少なくない単語ですね。文章の中で耳にすると意味はわかる単語だと思うのですが、自分から文章を作ろうとした時に「これはCommonか?Generalか!?」とどちらを使ったら良いか判断がつかない機会が生まれることもあります。
GeneralとCommonの意味と使い方の違いを確認しましょう。
Commonを概念的に理解する
あるグループに属する人々が「●●」の言葉を聞いた時に共通して1つのものを指すことができたら、「●●」はそのグループ内でCommonです。
例えば、日本人が「りんご」という音を聞いたときに「あのフルーツのことだな」と理解できる場合、「りんご」という音声記号・文字記号は日本人というグループ内でCommonです。
あるものの概念をとあるグループ内が共有している時、それはCommonです。「りんご」がりんごであることは共通認識であり、普通のことです。
Commonの語源
「Com」から共有する、仲間内のグループ感を感じることができますか?CommunityのComと同じく、「Com」という音に仲間内で共有する・一緒にという意味があります。さらに、後半部の「munus」が義務の意味です。したがって、Commonは仲間内でみんなが共有すべきこと、という意味になります。
Commonの辞書的意味
Oxfordを参考にしています。
- 頻繁に発生する、普遍的な
- 2人以上のグループに共有されたこと
- 普遍的な、特別ではない
Generalを概念的に理解する
「りんご」が「あのフルーツのことだな」の意識を共有しているこの日本人コミュニティ内の八百屋さんに行きましょう。八百屋さんには様々なフルーツや野菜が売られています。八百屋さんで売られているものは「食べられる植物」である点は同じですが、様々な種類の別のものが売られています。八百屋さんはGeneralな「食べられる植物」取扱者です。
Generalの語源
「Gene」は「Genus(種)」の意味が大元にあります。そこから「遺伝子」「人種」「種類」の意味を持ちます。何かの元、またバリエーションのあるイメージが着きますか?
ここから、「General」は「その種族全体の」という意味になります。なので、「その種族」であることは同じ・共有しているが、その種族内に属する各個体には個体差が存在する、という意味的なイメージがあります。
Generalの辞書的意味
Oxfordを参考にしています。
- 多くの人、もの、ことに影響する
- 普通の
- 1つの側面の人、事に限らない
日本人向けではなく、世界展開しているのでテキスト・講師・システム、全部質が段違いです!
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