ノー勉でTOEIC900点やっと超えた時の生活習慣

TOEIC900点越え、TOEIC満点…憧れですよね。

筆者はなんとかやっと、900点の壁を越え、満点は無理だと諦めました。

しかし900点を越えたテストは、ノー勉。社畜生活で毎日終電。

そんな状況でどうして900点を超えることができたのか?

当時の私が日常的に、勉強と感じず行っていて有効だったと感じることをまとめます。

スコアは905でした。本当にギリギリ900点超えただけなので偉そうなことは言えませんが、仕事でメンタルがやられていた時だったので単純に高スコアが嬉しかったです。

目次

TOEIC900点超えまで日常的に行っていたこと

外国語の曲を毎日5時間程度聴く

完全に趣味というか、好みです。

邦楽があまり好みではないので洋楽を聞いていました。

しかし、一番確実に英語力向上に影響がありました。

在宅ワークで勤務時間中にずっと聞いていました。

聞いていた曲の言語はスペイン語9割、英語0.5割、ポルトガル語0.5割程度。

英語の勉強になってないじゃんと思いますよね?

  • ラテン語系言語は英語に紐づく単語が多い
  • 日本語にない発音、英語で課題となる発音(LとRなど)を聞ける
  • 「ラップ部分だけ英語」のようにふとした瞬間に英語が耳に入る

スペイン語やポルトガル語の曲を聴いているとこんないいことがあります。

曲を聴くとき、何を楽しんでる?

私は「いい歌詞だな〜!」と思う曲を気にいる傾向があります。

リズムが好き、メロディが好き、歌詞が好き…など、どうしてその曲が好きなのか?曲を聴いて何を楽しんでいるのか?という点は人により異なると思います。

「歌詞がイイ!」という気持ちで曲を聴くことが少ない方は「歌詞を聞いてみよう」と意識しながら色々な曲を聴いてみて、「この曲歌詞が素敵〜!」と思うお気に入りソングが見つかると英語力向上に繋がると思います。

英語は音先行の言語だから歌を聴くのがいい!

…と、学生時代に聞いたことありませんか?

私は中学生の時、そんなこと言われたってあんま好きな曲ない…と思っていました。

一番手っ取り早く好みの英語の曲を見つける方法は、英語圏の国に飛んで街を歩いて聞こえてくる音楽に耳を傾けることだと思いますが…難しいですよね。

SNSで気になる曲を見つけるのも良いと思います。

1曲気になる曲が見つかれば、あとはYouTubeやSpotifyのおすすめを聞き流すだけで底なし沼にハマっていくことでしょう。

私は若い頃、深夜にジムへ行きランニングマシンのモニターにYouTubeをつけて1.5時間くらい走り続けたりしてました。良い曲がいっぱい見つかります。

好きな曲は歌え

歌いましょう。

初めはサビの部分、聞こえる単語、それだけであとは「フンフン〜」で良いです。

気が向いたら歌詞を調べましょう。

歌詞を見ながら歌いましょう。

確実に英語力上がります。

プログラミング(コーディング)をしていた

コーディングって、アルファベットなんですよね。

日本企業に入社し、変数名や機能名がローマ字綴りなことには衝撃を受けました…

日本の会社でコーディングすると「えー変なのー」と思うこといっぱいですが、プログラミング言語やフレームワークの公式ドキュメントを読む機会があると必然的に英語に触れることになります。

英語ドキュメントを必然的に読む機会がある

ドキュメントが英語しかないケース、日本語もあるけれどニュアンスがわかりにくくて英語を読まないといけないケース、門外の解決方法が見つからなくて英語で調べないといけないケース…など、嫌でも英語を読み書きしないといけない機会が多少あります。必要に迫られると簡単に能力が上がります。

英語で検索する機会がある

日本語で調べても求める情報が出てこない時、英語で調べる必要があります。

表現はこれが適切か?他の言い方があるんじゃないか?色々考えます。また、検索結果も英語なので読み込む必要があります。さらに、プログラミング関係の情報はコミュニティのスレッド形式のコメントの中から回答を探すことが多いです。

そのため砕けた英語だったり、会話形式の中で不要な情報があったりと、しっかり構成された英語の長文を読むのとは別の英語力が求められます。

チュートリアルを探して動画を見ることもあります。

睡眠充分だった

TOEIC800点代後半から900点越えを狙うならこれが一番大事じゃないか?と正直思うところです。

なんか頭冴えないなーとか、なんか今日リスニングがよく聞こえないなーとか、そういう時は頭がどれだけスッキリしているかに尽きると感じました。

特に、社会人になってからのTOEIC受験は忙しいスケジュールの中、勉強の時間を確保して、休日に朝早くからお家を出て会場に向かい…というスタイルだと思います。

どれだけ疲れが少ないか、は大きなポイントです。

席が良かった

これも正直大きいところです。

TOEICは非常にアナログな試験ですよね。会場によって部屋の形や規模、テーブルのサイズや席の配置、オーディオへの距離が異なります。

スコアが良くなかった時、私は大部屋の後方席で、3人掛け席の1番右席でした。

リスニングの音声は部屋の中で反響して聞こえにくい。周りの人の鉛筆カリカリ音がうるさい。左の席の人の揺れが伝わる。右端の席で右利きだと書きにくい。

席のコンディションが良ければそれだけでスコア上がります。悔しい事実です。

居住地の変更がないと何度受けても同じ会場になったりします。どうにかしてほしいですよね。

コンピュータ形式のテストに変更してほしいです…

TOEIC900点を超えられなかった時にしていたこと

次に、900点を超えられなかった時期にしていたことを挙げます。しかし、この下地があった上で色々なコンディションが良くて900点を超えられた!という印象なので、下地勉強は大事です。

TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6で勉強した

特急シリーズで900点突破のため、コロケーションやイディオムの知識を増やそうとしました。

費やした時間は無駄ではなかったと思いますが、私は文字に向き合うよりも音を聞きまくる方が良かったと感じます。

初見・初聴の言い回しもなんかわかるようになる、それが音で学ぶ英語だと感じました。

文法をイチから確認した

高校時代に使っていた英語文法の問題集を新調し、何周かしました。

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とにかく英文法の問題がたくさん載っている問題集です。

高校英語レベル、大学受験に使えるレベルですが、意外と間違える問題が私はたくさんありました。

やって良かった、ただし分厚いので社会人になってから時間を作ってコツコツ学び続けるのは難しかったです。

勉強に全振りできたあの頃と同じ勉強方法は社会人にとって現実的ではありません。。。

リスニングの過去問を何度も聞き直した

これはやって良かったと思います。

TOEIC過去問のリスニング部門を練習しました。

久しぶりにTOEICを受けると、聞きながら文字を読んで理解したり、さらに思考するということが意外と難しくなります。

慣れに尽きるので、ここの練習は事前にしておいて良いものだと思います。

どうしてそれでも900点を超えられなかったのか?

どうして勉強をいっぱいしていても900点の壁を越えられなかったのか?私の回答は、英語脳になっていなかっただと思います。

外国語の曲ばかり聴いていた時は音のリズムや感覚など、なんとなくの雰囲気が英語に慣れてきます。日本で日本語で生活していても、英語の感覚が脳に馴染んできます。

英語はやはり、文字より音優先の言語です。

900点越えを目指す、すでに基本文法などは身についている方なら雰囲気、ノリ、感覚を研ぎ澄ますことも重要です。

リスニングのみでなく、英語長文を読むスピードも上がります。TOEICの4択問題なら、読むだけでなんとなく「これが正解だな〜」が見えてきます。

普段日本語を話す時、「文法的にこれが正解だ!」と考えるより、身に染み付いているので頭の中で読んでみて「正解はこれかな〜」とか、やりますよね。英語でそれができるようになると900点を越えられます。

やることやったら体調管理!

勉強したのに、スコアが伸びない。もうどうしたらいいかわからない…

TOEIC900点越えで行き詰まったら、本から一度離れてみてください。

気持ちを楽にして、英語には楽しく触れて、あとはしっかり体調管理。

特に、TOEIC以外にやることのある人(ほぼ皆さんそうかと思います…)は体調を整えて、しっかり眠って、万全の調子で試験日を迎えてください。

試験問題との相性もあります。当日の席の良し悪しもあります。

そんなことを言い訳にはできない!と思う方もいると思います。運による高スコアは意味がないと思うかもしれません。

しかし、全ての試験において運や相性は少なからず影響しています。

満点を何回も取ってTOEICマスターになりたいわけではないなら、気楽に行きましょう。

900点を目指す方なら、900点取れても英語が話せるとは限らないよな?TOEIC高得点って意味あるのか⁉︎と思っている人も多いと思います。さっさと満足いくスコアとってTOEIC卒業しましょう。

前回は運が悪かっただけ!相性が悪かっただけ!次はいい感じに行けるかもしれない。

自分なら大丈夫〜!と楽しく受験へ臨んでください。

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この記事を書いた人

ピープル大学(UoPeople)でコンピューターサイエンスを学んでいます。趣味はプログラミング。

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