友達から “Dinner is ready!” と呼ばれたとき、とっさに “I’m going!” と答えてしまったことはありませんか。実はこれ、ネイティブには少し不自然に聞こえます。正しくは “I’m coming!” 。日本語の「行く」につられて go を選んでしまう、日本人学習者に非常に多いミスです。
come と go は「来る」「行く」とざっくり覚えている人が多いですが、実際の使い分けの基準は「話している相手のいる場所に向かうかどうか」です。自分から見て近づくか離れるかではなく、相手の視点で考えるのがポイントになります。
まずは早わかり表
| 単語 | 方向 | 基準 |
|---|---|---|
| come | 相手のいる場所に向かう | 聞き手・話し相手が基準 |
| go | 相手のいる場所から離れる | 聞き手・話し相手が基準 |
come:相手のいる場所に向かうとき
come は、話し相手や聞き手がいる場所に向かって移動するときに使います。自分から見て「近づく」かどうかではなく、話している相手を中心に考えるのがコツです。
- “Dinner is ready!” “I’m coming!” (夕飯できたよ!今行くよ!)
- Can I come to your house tomorrow? (明日あなたの家に行ってもいい?)
- She will come to the party tonight. (彼女は今夜パーティーに来る予定だ)
2つ目の例文のように、相手のいる場所(あなたの家)に向かうときは、自分から見れば「行く」でも英語では come になります。ここが日本語の感覚と最もズレやすいポイントです。
go:相手のいる場所から離れるとき
go は、話し相手や聞き手がいない場所に向かって移動するときに使います。日本語の「行く」がそのまま当てはまる場面が多いですが、電話中の相手のもとへ向かうときなど、上で説明した come のケースには使えません。
- I’m going to the supermarket. (スーパーに行くところだ)
- Let’s go to the movies this weekend. (今週末、映画に行こう)
- He went to Osaka last week. (彼は先週大阪に行った)
迷ったときの判断法
質問すべきは「自分から見て近づくか遠ざかるか」ではなく、「話している相手のいる場所に向かうかどうか」です。相手のいる場所に向かうなら come、相手のいない場所(第三の場所)に向かうなら go。電話やメッセージのやり取りでも同じルールが適用されるので、「相手を主語に置き換えて考える」と迷いにくくなります。
日本人がやりがちなミス
いちばん多いのが、冒頭のように呼ばれたときに “I’m going!” と答えてしまうミス。日本語の「今行くよ」につられて go を選んでしまいますが、呼んでいる相手のもとへ向かうので正しくは “I’m coming!” です。
もう一つ、”Can I come to the party?”(パーティーに行ってもいい?)のように、これから自分が向かう場所に相手がいる場合も come を使う点に注意しましょう。日本語では「行く」で統一されるため、無意識に go を選びがちです。
ミニクイズで確認
次の空欄に come / go のどちらが入るでしょう?(※かっこ内は状況)
- “Are you coming to my birthday party?” “Yes, I’ll _____!” (相手のパーティーに参加する)
- I have to _____ to the dentist tomorrow. (歯医者に行く、相手は関係ない場所)
- Can I _____ over to your place this weekend? (相手の家に行く)
- They _____ to Kyoto for their honeymoon. (二人でどこかへ行った、聞き手は無関係)
答えは順に come/go/come/went(go の過去形)です。相手のいる場所に向かうかどうかを基準に考えれば、迷わず選べるようになります。
使い分けを体で覚えるには
こうした単語のニュアンスの違いは、実際に使ってみて初めて体に染み込むものです。私自身、こうした細かい使い分けも、オンライン英会話でネイティブ講師に間違いを直してもらいながら少しずつ身につけてきました。
独学だとどうしても間違いに気づきにくいので、実際に話しながらフィードバックをもらえる環境はとても助かります。私が実際に利用しているのはEFイングリッシュライブのオンライン英会話で、24時間いつでもネイティブ講師のレッスンを受けられるのが忙しい日々の中でも続けやすいポイントでした。
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