双極性障害持ちの私がUoPeopleで頑張る背景と想いについて

双極性障害持ちがUoPeopleで学ぶ理想と現実

こんにちは、運営者です。私は双極性障害と診断されていますが、双極性障害持ちでも正社員でバリバリお仕事&オンライン大学で勉強できるよ!ということをお伝えしたくて記事を書いています。

目次

双極性障害(Bipolar-disorder)とは

気分障害と言われるものの1つで、うつ病とよく間違われますが全く別の病気だそうです。英語で色々調べたときはMental Illunessの1つということでした。症状は、気分がとてもハイで活動的になる時期(躁状態)と気分がとても下がる時期(鬱状態)を繰り返してしまうというものです。ちなみに躁状態は短く、鬱の期間が長いです。人前に出てくる時期は躁状態なので、明るく活動的な人柄に見られることが多いのですが、鬱の時期はとても辛くて仕方なく、気分の上昇する時期がある分、落下が激しく自分から命を断とうとする率が鬱よりも高いため注意が必要とのことです。

ただ「気分の変わりやすい人」という訳ではなく、脳の問題です。「気分屋さんなだけ」なのか「双極性障害なのか」という診断は、患者をたくさん見ているお医者さんなら全体的な雰囲気を見て診断を下せるとのことです。

双極性障害を認めたくない

私は今はまだ、自分が双極性障害だと認めたくないと思っています(認めたくないと言うところも双極性障害の人の特徴だと言われてしまうので元も子もありませんが)。しかし事実として、ブログを書けるのは元気がいっぱいな時期です。元気のないときはとてもじゃないけれど書けません。家も出れないし人に会えないし、ましてや頭が働かなくて文章が読めないので勉強する気にもなれません。それでも、やる気が出ないのは自分が怠惰なだけではないか?怠けて甘えているだけではないか?と思います。本当のところは誰にもわかりませんが、今は病院に通い、気分を安定させるお薬を貰ってそれを飲んで生活しています。それでも気分の上がり下がりはありますが。

仕事への影響

仕事や私生活に影響は出ます。テンションの上がり下がりが尋常ではないからです。昨日と今日で、別人のようになってしまいます。

基本的に、出社できる日は元気モードの日なので、会社ではとても明るいキャラクターだと思われています。しかし電池が切れると、何もできません。何かをやらなければ、やりたいと思っても体が動きません。前の職場ではリモートが比較的自由にできる環境だったので、辛い時は家から働いていました。当時は診断前で、ただの怠惰だと思っていましたが。

今の会社では、出社必須だったこと、初めの1年間は慣れることに必死で気持ちを滅していたことでなんとか出社できていました(といっても出社時間が自由なので毎日遅刻していました)。しかし、元気な時期になると2時間くらい早く出社して作業をしているのです。ダメな時期になるとお昼過ぎ。また、気分が下がっている時には、自分で自分が理解できないくらいミスばかりします。自分のダメさ、使えなさが辛くて泣いて、周りに迷惑をかけていることが申し訳なくて仕方なくて消えてしまいたくなります。

今はコロナのためにリモートワークとなり、出社の必要は無くなったのですが気分の波があることに変わりはありません。下がってくると何もできずベッドから動けなくなってしまいます。この部分は、雇われて働くスタイルを続ける限り永遠に問題となってくるので、この先どうするかはずっと悩んでいます。

コンプレックスをなくしたい

仕事ができない自分。周りと同じようにできない自分が辛い、ということが双極性障害の診断の前の状態でした。コンプレックスをなくしたら自分に自信がつくのではないか。生きやすくなるのではないか。そう思ってすぐにUoPeopleへ応募しました。その後に双極性障害の診断が出ました。今思うと、衝動的にUoPeopleに応募したことも双極性障害のテンションが上がりすぎている状態です。4、5年間勉強を続けないといけないのに、しっかり考える前に我慢できなくて応募してしまいました。

私のコンプレックスは、英語と仕事のスキル。英語は、前の会社が外資なのですが、英語ができなくて辛くて辞めた、という経験があるからです。同時に、普通の仕事のミスが多すぎて辛かったということもあります。これも双極性障害でしょうが、私はそれも信じたくはないと思っています。…ちょっとバカなだけ、と思っています。

仕事のスキルは、コンピューターについてです。知識が少なすぎて、周りができる人すぎて自分のポンコツ加減に毎日嫌気がさして、胸が重くなります。

そこでポンと思い浮かんだのが、UoPeopleでコンピューターサイエンスを勉強すればいいのではないか?ということです。英語でコンピューターについて勉強すれば、私のコンプレックスは解消されて、大学の学位も得られます。

学習にかかる時間は考えていませんでした。ガリガリやれば4年かからず終わらせられるのでは?その後にはMaster Degreeに進もう!とやる気に溢れていました。

現実的に考えられていなかった

自分では現実的に考えていたつもりだったのですが、テンションが落ち着いてきてから振り返ったら、「できるの?」と我ながら疑問に思いました。もっといい方法があったのでは?いきなりMasterにした方が良かったのでは?というか「継続」をすることができるのか?…しかし応募してしまったものは仕方ありません。今、私はUoPeopleで学位取得まで頑張ろうと決意しています。

UoPeopleで勉強を続けられるか?

これが一番心配に思っていることです。私は3ヶ月周期くらいに躁と鬱の波が来て、完全に興味関心の方向性が変わり、躁状態になるとものすごいやる気が湧いてきて、「全て捨てる」「新しい場所に飛び込む」ということをします。UoPeopleも、急に勉強にハマりだし、ある日UoPeopleのことを知りすぐに応募してしまいました。自分ではその時は真剣に考えて応募しているつもりなのですが、後から考えると数年後のことを考えていないことが確かです。こんな状態でUoPeopleで勉強を続けられるか?卒業できるか?正直、とても不安です。今は元気な時期なので、鬱状態に落ちたときの想像が全くできないのです。しかし入学してしまった以上、やるしかありません。私はこの機会を、双極性障害と共に、苦手な「安定」の勉強と成功体験をする場にしたいと思っています。

対策はできるか

「これをしたら絶対よくなる」という手段はありません。双極性障害を悪化させない対策としてよく言われることは、お薬をしっかり飲み続けなさい、ということです。それから健康的な生活習慣。私は、以前よりは健康的な生活(早寝早起き、バランスの取れた食事)をできるようになりましたが、鬱状態のときはそれができないから鬱状態なのです。できたらやっているんです。気持ちを書き出してみる、落ち着くお薬を飲むと言ったこともできますが、「ああすると良くなるよ」ということができない状態なのが、鬱状態です。

UoPeopleの難関は、課題の提出期間が毎回1週間しかないというところです。短い。鬱の期間になったら1週間動けないことはザラにあります。この期間にどう課題を提出するか。課題の提出が課題です。

期待:UoPeopleが生きがいになるかも

鬱状態の時は当然気分が塞ぎ込み、どんどん暗くなります。

しかし、ペットを飼っている人が鬱になりにくいのと同じように、UoPeopleのこなさなければいけない課題が常にあるという状態が楽しく生きるきっかけになるのではないか、と期待しています。鬱になる暇もないと言った状態です。

双極性障害の人は頑張りすぎるため、電池がふっと切れた時に激しい鬱状態になってしまいます。そのことを考えると、UoPeopleの課題を頑張りすぎるとどこかで電池が切れる可能性もあるので、そこだけが注意点です。

しかし、私は学生期間とても楽しく過ごしていました。ハイになって勉強中毒になっていた時期や、燃え尽きたように何もできない時期(燃え尽き症候群か、すでに双極性障害があったかもしれない)もありました。自分の扱い方にしっかり注意を払って、これからは勉強に取り組もうと思います。

UoPeopleは自分のペースで勉強できる部分も、双極性障害の私にはありがたいと言えます。特に鬱気分のひどい日は頑張らなくていいのです。少しでも元気のある日にやればいい。7日間もあれば、少しでもできる日があるかもしれない、そう思うようにしています。

双極性障害でもUoPeopleを卒業したい

私は、この大学を選んで入学してくる人と学びたいと思い、この大学の学位が欲しいと思いました。友達からは元気な性格と思われている私ですが、しっかり鬱状態になっている時期があります。辛い時はとても辛いのですが、どうにかして勉強を続けたい。ストレスを溜めすぎないように、自分のトリセツをしっかり作り、読みながら勉強を続け、双極性障害持ちでもオンライン大学を卒業できるよ!ということを伝えていきたいです。ちなみに、フリートピックで何か書きなさいという時に、私は双極性障害(Bipolar-disorder)をネタにしようと思っています。使えるものは全て使ってやる!

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UoPeople | 社会人マナブログ UoPeopleで学ぶアラサーエンジニアによる記録。文系卒、未経験からのエンジニア転職。コンピューターサイエンス専攻。残業だらけで時間の工面は大変ですが充実の毎日です!
双極性障害持ちがUoPeopleで学ぶ理想と現実

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この記事を書いた人

ピープル大学(UoPeople)でコンピューターサイエンスを学んでいます。趣味はプログラミング。

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