ENGL-0101Unit2 英語の小説読書のテクニック

ENGLのUnit、ReadingAssignmentの感想
目次

小説を読むテクニック

「速読」という読み方は読書のテクニックとして広く知られていますが、小説は「早く読む」ことが求められているわけではありません。しかし、ただ前から読むのはもったいない。英語学習で小説を読むためのテクニックを、UoPeople ENGL-0101Unit2のReading Assignmentをきっかけに見ていきましょう。

今週のReading Assignment: 小説5つ

ENGL-0101 Unit2のReading Assignmentは短い小説5つを読むこと。この後のDiscussion Forumにも関わってくるようなので気が抜けません。小説を5つもと言われるとびっくりしますが、どれも1人の作家さんのショートショート作品のような作品なので、分量は恐るに足らず、文体のクセも似ているので半日あればざっと読むことができます。

Oscar Wilder(オスカー・ワイルド)

19世紀のアイルランド出身の作家さんです。使われている単語は易しく、文の構造も難しいものはありません。形容詞はネイティブらしく、上級レベルのものが出てきますが、それ以外は難しいところはそれほどありませんでした。筆者独特の文章のクセもあまりなく、generalなのですが複数登場人物が続けて会話する部分の構造がどの作品も似ていると感じました。

The Happy Prince(幸せな王子)

今回の課題はThe Happy Princeという童話集(The Happy Princeはその童話集の中の1つの童話のタイトル)から5つの童話を読みます。とても小さいお子様向けの童話というより、小学生中〜高学年くらいむけでしょうか。童話にしてはそこそこ詳細で長い作品です。大人向けの小説としては短く、内容も子供ぽい印象です。Wikipediaによると、ピックアップされた5つの童話はこの童話集の中でも代表的な5つの模様。一番短い作品はA4の紙2ページ分、一番長い作品で6ページになりました。内容は、童話なので教訓的です。子供たちに優しい心を持たせるための作品と感じました。読む小説は以下の通りです。文章量の少ないものを上に、下に行くほど文章量が多くなるように記載しています。個人的ですが、読みにくさも下に行くほど高くなり、一番下のThe Remarkable Rocketは内容把握が難しかったです。

  • The Selfish Giant
  • The Nightingale and the Rose
  • The Happy Prince
  • The Devoted Friend
  • The Remarkable Rocket←難易度高

5つとも心にグッとくる作品でしたが、色合いがだいぶ異なります。心温まる系、痛ましくて悲しくなる系、自業自得系の3つです。

読了にかかる時間

半日で読めますが、5つの小説それぞれについてどれくらい時間がかかるか、書き出してみました。じっくりではなく、サッと読んだ場合(読み終わったときにサマリーを書ける程度)の目安時間です。じっくり読む場合、もっとかかります。また、私は理解を早めるために読み方を工夫したため、これくらいの時間で読み終わることができました。

  • 13min: The Selfish Giant
  • 17min: The Nightingale and the Rose
  • 25min: The Happy Prince
  • 30min: The Devoted Friend
  • 32min: The Remarkable Rocket

どう読んだらいいか

1日で5つを読んで感想をかけるくらい内容を理解するのは簡単ではありません。しかし、読み方を工夫することで半日で1通り読み、ざっくりと理解することはできました。その方法はこの通り。

  1. サマリーを作って読む
  2. 読書にかかる時間を確認する
  3. (Optional) 時間を測る

サマリーを作って読む

“summary online”とインターネットで検索すると、文章をインプットするとオンライン上でそのサマリーを作成してくれるサイトがあります。これを利用すると良いでしょう。チートでも何でもありません。日本語で小説を読むとき、読む前に口コミを聞いたり、帯や裏表紙のサマリーを読んでから読み始めますよね。オンライン資料としていきなり配られた小説を、概要もわからずに読み始めると、世界観を理解するのに時間がかかります。私が利用したのは以下の2つのサイト。2つのサイトでで同じ作品のサマリーを作成し、両方読んでから作品を読みました。

Tools4noobs

SUMMRY

サイトを使わなくても、自力で作品の要点がどこだか分かる人は、要点の書いてある部分だけ先に読み概略を把握してから全体を読めばよいでしょう。私も、接続詞やパラグラフ1文目からどこが重要でどこがそうでないかを分かるようになることが今後の目標です。

読書にかかる時間を確認する

こちらもサイトを使用して、一般的にこれを読むのにどれくらいの時間がかかるか?を確認します。心の準備ができるのと、自分の読むスピードが遅いのか早いのかも分かるようになります。私が使用したのはこちらのサイト。

convert words to time.

作品全体をコピーしてインプット枠にペーストすると、単語数カウントが出てきて、その単語数を読むのにどれくらいの時間がかかるかを教えてくれます。しかし、このサービスは単語の難易度までみているかどうか不明です。使われている単語や構文が複雑な場合、結果よりも時間がかかるでしょう。

(Optional) 時間を測る

必須ではないですが、タイマーで時間を測っておくとよいです。先に読書にかかる時間をサイトで確認しているので、自分が今どれくらいの段階にいるのか、何分経過しているのかを理解すると、長い文章を読むときには休憩のタイミングを測るサポートにもなります。時間をわからずに読み進めると私は虚無を感じることがあるのですが、計測しているとモチベーションが上がります。

読書もテクニック

小説は新書や論文ではないので、本来速読を求められるものではありません。しかし、概要を把握したりと、周辺情報を先に知っていることはより深い理解につながります。小説のを読む際もテクニックを使うことで、ただ単純に読むよりも質の良い読書が期待できます。

Unit2の他の課題についての詳細はこちら

Discussion Forum

Written Assignment

Learning Journal

英語小説の読み方(当記事)

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この記事を書いた人

ピープル大学(UoPeople)でコンピューターサイエンスを学んでいます。趣味はプログラミング。

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