妊娠嬉しい、赤ちゃん楽しみ。でも出産怖い
マタニティライフは楽しんでる、育児も楽しみ。
でも、陣痛・出産が怖すぎてたまらない。
出産経験のある女性が口を揃えて「出産は痛い」「人生で一番の痛み」と言うし、
人体構造とサイズ感を考えたら痛いのが当然。
妊娠は止められない。その日は必ずやってくる。
安全に健康に生まれてほしい。
…私も、安全に健康に産み終えたい。
…怖い!嫌だ!逃げたい!!!!!!
色々な気持ちが入り混じってごちゃごちゃで、とにかく辛くて仕方ない。
そんな気持ちで毎日のように泣いていました。
どうして怖くなったか
色々な経緯、タイミング、思いが人によりあると思います。
筆者の場合は以下の理由・タイミングで「出産怖い」の気持ちが頭と心を離れなくなりました。
消えたい、死にたい、全て終わりにしたい、無くなりたい…泣き続けました。
- 妊娠7ヶ月ごろ
- こむら返りが頻繁になった
- 止められない耐え難い痛みを陣痛に連想した
- 陣痛を耐えられるか心配になった
- 対策・準備しても痛いものは痛いことを陣痛に連想した
- 処方薬を飲んでもつり、メンタルに来た
- いつ痛みがやってくるかわからず就寝が怖くなった
- 無痛分娩を選べなかった
- 入院決定後に初産は無痛分娩不可と伝えられた
- 転院先候補がなくて他の選択をできなかった
- 病院の方針を頭で理解しても、心が納得できなかった
- 確実に痛いのに麻酔不可の現実に納得できなかった
- 無痛分娩の公的ガイドラインがない日本の医療に不満を感じた
- 無痛分娩の対応ができない日本の大病院の体制に不満を感じた
- 助けてくれる人が存在しない
- 自分の考えを変えるべきと理解しているが誰かに助けてほしい
- 考えを変えたいが変われない
- 家族に「死にたい」とは言えない
- 赤ちゃんに「死にたい」と聞かせたくない
- パートナーに伝わらない
- 「そばにいるよ」の言葉がほしい訳ではない
- 「乗り越えられるよ」と勇気づけられたい訳じゃない
- 解決策がないことを理解してるが、解決策がほしい(無理難題)
- 実母に伝わらない
- 「大丈夫」と言われたくない
- 「私も怖かった」は何も解決しない
- 医者に伝わらない
- 心療内科医から「正常で適切な異常性のない悩み」との診断
- 出産後にカウンセリングを検討、現在の死にたい気持ちは放置
何をしてみたか
逃げられない、前向きになるしかない、強くなるしかない。
明るい気持ちで穏やかに陣痛を迎えられるように、考え方を矯正してみようと考えました。
- 陣痛・出産の恐怖
- 陣痛は赤ちゃんを迎えるサイン
- 赤ちゃんが頑張っているサイン
- 赤ちゃんの方が頑張ってる
- 精神不安定はホルモンバランスのせい
- 気持ちの不安定さも母になる準備
- 呼吸法やリラックス法を学ぶ
- 陣痛が起きるのは当たり前で良いこと
- 出産の痛みで命を落とした人はいない
- こむら返り
- 全ての対策を毎日欠かさない
- 死ぬことはないと言い聞かせる
- 無痛分娩を選べなかった
- 病院の方針だから仕方ない
- 命の安全性が一番高く適切な病院を選べた
- 無痛分娩可能でも小さい病院は不安
- 精神科もあり安心度は高い
- 助けてくれる人が存在しない
- 頑張るのは私
- ネガティブに感じてしまう自分も受け入れる
- 正常なことだから人に縋らない
- 解決できないことで悩まない
どれも心の底から信じられなかった。
自分の心を洗脳させることは難しいです。
「怖い」気持ちが大幅に減った!真面目さんにおすすめの方法
もうどうしようもないと思っていましたが、自分にヒットする動画を2つ見て、気持ちがかなり落ち着きました。
1本目で泣いて、2本目で落ち着きました。
助産師HISAKOさんのYouTube動画
陣痛を怖がりやすい人の特徴と改善のアドバイス
- 「勉強」熱心な人、知識を使う仕事に従事する人が怖がりやすい
- 知識をつけたがり、ネットで情報を沢山学び、一層怖くなる
- 「なんとかなる」と適当な人、ネット情報を入れすぎない人の方が怖がらない
- 恐怖の大きい人の方が難産の割合が高い
- 頭でリラックスしようとしても心に恐怖があるので体が強張り、痛みが強くなる
自分が知識をつけたがる人に該当しすぎて涙が出ました。
お話の要点は箇条書きでまとめましたが、気持ちに寄り添った言葉ばかりで心が動く素敵な動画なので、是非ご自身で見てください。
次の動画で、不安が激減します。
陣痛は「鼻からスイカ」ではなく強めの生理痛
- 「鼻からスイカを出す痛さ」の痛みジャンルではない
- 実際の陣痛の痛みの種類は強い生理痛
- 子宮が収縮する痛みなので、生理痛と同じ種類
- 生理よりも大きいものを押し出すので痛みの強さは生理痛より強い
- 生理痛が強い≠陣痛がより痛い
- 普段の生理痛が強いと陣痛を「生理痛と同じくらい」と感じる人もいる
- もっと痛くなるはず…と思っていたら生まれた、というケースもある
- 普段の生理痛が強いと陣痛を「生理痛と同じくらい」と感じる人もいる
生理痛は痛い。毎月しんどい。
でも、強い生理痛なら耐えられる気がしてきませんか…?
もちろん感じ方には個人差がありますが、「鼻からスイカ」や「ダンプに轢かれる」よりも痛みのイメージを付けやすい方もいると思います。
筆者は生理痛が重いので、生理痛は大嫌いですが陣痛の恐怖感がかなり激減しました。
少なくともこむら返りの痛さとは種類が違うようで安心です。
恐怖が消えて変わったこと
こむら返りの痛みが減った
こむら返りはどうしてもなくなりません。
しかし、陣痛の恐怖が激減し心が軽くなってから変わったことがあります。
- 痛みが減った
- 本当に痛みが軽くなった
- 継続時間が短くなった
- 足をさすると痛みが減るようになった
- 陣痛の想起がなくなった
- フラッシュバックのような「陣痛怖い」がなくなった
- 息の上がりが小さくなった
- 声を上げなくなった
- 気が狂いそうにならなくなった
心と体、両方の負担が減ったのでとても気楽になりました。
知っておくべきことを精査して
SNSや妊婦向けアプリ、ウェブサイトの情報など情報収集の場面、自然と目に入ってくる妊婦情報は本当に多い。
しかし、確かに知っておくべき情報と、筆者の主観や目に見えない想いにより誇張された情報の2種類があります。
妊娠中は精神不安定になりやすい時期。
不安が大きくなっていると実感したら、自ら不安を増大させる情報を目にすることを辞めましょう。
出産まで、できるだけ心安らかに楽しく過ごせますように。
元気な赤ちゃんと対面できますように。
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