英語ライティングのコツは?大切なプレライティング(Pre-writing)4パターン

プレライティングとは

英語でライティングをするとき、文章の構成をなんとなく考えて書いていませんか?お題が決まっている時は良いですが、お題がフリーな時はかなり困るはずです。そんなときに使うべき、プレライティング(pre-writing)について学びましょう!

目次

プレライティングとは

ライティングを始めるには準備が必要です。必要な情報を集め、自分の意見の結論を決め、そこまでの道筋も決定する、それがプレライティングです。エッセイの大半を決めることになるので実際に文章を書くよりも大切な作業と言えます。

プレライティングには有名な4つの手法があります。どれが優れているということはなく、自分の思考方法に合った手段を使用して自分の考えを突き詰めてください。

プレライティングの4手段概要

ライティングの構成を作るために、4つの手段があるそうです。

pre-writing

  • ブレインストーミング(Brainstorming)
  • マインド・マッピング(Mind Mapping)
  • フリー・ライティング(Free Writing)
  • アウトライニング(Outlining)

4つの中からどれを選ぶかは、あなたの思考回路によって選べばいいそうです。自分にしっくりくるものを選べばいいようです。

どうやって自分に適した方法を見つけるのか

4パターン「全部試してみる」しかないようです。そんな回答か…とがっかりしてしまいますが、人によって思考方法は異なるわけなので、やっぱり実際にやってみるしかないようです。

プレライティングの4手段解説

ブレインストーミング(Brainstorming)

有名なブレインストーミングが1つ目の手段です。実は、次に出てくるマインド・マッピングと誤解しやすいので注意です。

ブレインストーミングの方法は、

  1. 時間を決めて、思いついたことをどんどんリストアップしていく

それだけ。ブレインストーミングって大きな紙に枝分かれしながら思うことを書く風ではなかった…?と思う人がいると思うのですが、そうではありません。

マインド・マッピング(Mind Mapping)

マインド・マッピングの方法は、

  1. 大きな紙の中央に円をかく
  2. 円の中にメインとなるトピックを書く
  3. 思いつくことを木の枝のように周りにどんどん広げる

いかがでしょうか。こっちがブレインストーミングだと思っていませんでしたか?

多くの方が「ブレインストーミング」と聞いて想定するものは、マインド・マッピング形式でブレインストーミングを行っていたというのが真実です。ジャンジャン思いつくままにマインドマッピング形式でアイデアを出していた、ということです。

フリー・ライティング(Free Writing)

こちらは名前通りの手段です。

  1. 何も考えず、トピックについて思いつくことを書き綴る

以上です。とにかく書きたいことがよく思いつかない時に、役立つようです。自分への語り口調でもいいし、どんな形でもいいからとにかくどうでもいいことから書いてみる方法です。マインドマッピングのように繋がりを書く必要もありません。

アウトライニング(Outlining)

簡単に全体の構成から考える方法です。どんなこと・主張を書きたいか、なんとなく既に自分の中に存在する場合によさそうです。

  • 簡単に、Intro、Body、Conclusionの3つの言葉を書く
  • 自分のメインの主張をIntro部分にシンプルに書く
  • 2-3のBodyのベースとなるフレーズを書く
  • Conclusionに結論を書く
  • 好きなだけ詳細を書き足す(多くても少なくても良い)

ここまでできていたら大分書きたいことを考えるフェーズは終わっていると思います。アウトライニングがしっかりできればもうライティングで迷うことはないでしょう。

プレライティング4手法の特徴

自分にどの手法が合っているのかは試すしかないのですが、「こういう人にはこれが向いている」という傾向があるので参考にしてください。

  • 視覚的情報を好む人にはマインド・マッピングがおすすめ
  • 自由に物事をつなげて考えたい人にはブレイン・ストーミングがおすすめ
  • 論理的・構造的に考えたい人にはアウトライニングがおすすめ
  • フリー・ライティングは色々な場面で使える

どうもブレインストーミングとマインド・マッピングの棲み分けが難しいですが、単に「ブレインストーミング」という場合は図にする必要がないようです。リストアップするだけでOK。しかしみなさんご存知の通り、マインド・マッピングと組み合わせて樹木型の図の形にすると目で見て関係性などがわかりやすくなりますね。その辺りも自分で工夫して組み合わせて良さそうですね。

ライティングは準備が肝心

紹介したプレライティングの4手法は、思考順序や深さ、到達点がバラバラです。脳の作りは千人十色。自分に合った方法で、ストレスなくテンポ良く気分良く進めることが大切なので、とにかく自由に自分の思考を整理し、論点をまとめることが目的です。ライティング準備の方法をシステム化しておくことで、準備の方法を毎度考える手間を省くことができ、よりスマートなライティングに繋がりそうです。

次のライティングの課題から、順番にライティング準備の4つの方法を試して自分にどれが一番向いているかを見つけにいきましょう。プレライティングが終わったら、次は実際のライティングの構成について考えましょう。

もっと詳しくプレライティング(pre-writing)について知りたい方はこちらが参考になりそうです。

プレライティングとは

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この記事を書いた人

ピープル大学(UoPeople)でコンピューターサイエンスを学んでいます。趣味はプログラミング。

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