若手~中堅向け!生き方・働き方を学ぶおすすめ本13選

若手~中堅向け!仕事で成長できるおすすめ本13選

2022年、27歳アラサーになり、UoPeopleの休学やお仕事のポジションアップや引っ越しなどが重なったこともあり今後の歩み方について悩む時期になりました。

自分自身で解決できそうな悩みの場合はなんてことないでしょうが、今の自分には知識が、経験が不足する!と感じて本を読みたくなったので何冊か読みました。

おすすめできるなぁと思った本を紹介します。技術書は抜いています。

目次

とても良かった本

超情報化社会におけるサバイバル術 「いいひと」戦略

「いいひとじゃない」自覚があるなら「いいひと」を演じなさい。
「いいひとを演じる」なんていい人じゃない!それでいいから「いいひと」を演じなさい。
「いいひと」である方が得をする時代ですよ。

岡田斗司夫さんの本です。動画でこのお話を見ていて気になっていたので読んでみました。読んで良かったです。今年一番ためになった本の候補です。

SNSが普及した今の時代においては毒舌や嫌なことを突く人よりも「いいひと」が圧倒的に得をするよ、という本です。

でも私はいいひとじゃないのよ!という自覚がある人は、SNSなど人の目に触れるものは「いいひと」っぽいことを発信しましょう、見た人が不快になりそうな嫌なこと、ネガティブなことは書かないようにしましょう。

じゃないと損します。就職・転職に影響します。人付き合いに影響します。金銭的な不利益も発生するかもしれません、ということが説明されています。

最後まで読むととても納得できます。「いいひとじゃなくていいんです。いいひと戦略でいいんです。」これは私も気をつけていこう、ととても参考になりました。

コンサル一年目が学ぶこと

・優秀で成果を出しているトップの人は意外と泥臭い仕事をしています
・関係者からの圧倒的信頼を得ることが重要。そのために徹底的に尽くす。
・そのために残業するしコミュニケーションを念入りにとる
・お金を払っている顧客の気持ちを考える。客先でダラダラするなんて論外。
中盤以降がとても参考になりました。私の仕事はガッツリコンサルではないのですが、お仕事への向き合い方を根本的に見直すきっかけになりました。1日でも早く気がつくことができて本当に良かったと思ったレベルです。
勤務時間・残業時間に対する考え方、働き方や姿勢は人・環境によって千差万別ですが、日本でも海外でも、コンサル系でそこそこ稼いでいる人はこの本の働き方に似ているのではないかな?と思いました。
絶対に定時退社したい!という気持ちはみんなあると思いますが、コンサル系でトップに上り詰めるには残業が続く時期があります。顧客の僕となって尽くす時間が必要になることがあります。
「コンサル」と聞くと高級取りで論理的でスパスパと仕事してちょっと鼻につく話し方をする印象があったりしませんか?実際のところは低姿勢で体力勝負な部分もあり、それなりの労力がかかっているんだなぁと感じます。
顧客はお金を払っています。下っ端になればなるほど顧客がいくらお金を払っているといった企業のお金事情に触れる機会が少なくなると思います。自分の立ち位置がどこであったとしても、管理者の視点、経営陣の視点をたま〜に少し考えられるようになると仕事の取り組み方が変わるのではないかと思いました。

BRAIN DRIVEN ( ブレインドリブン ) パフォーマンスが高まる脳の状態とは

①脳がどういう時にどう動くかろ知ろう
②自分の・他人の脳をこう動かしたい時どうしたらいいか?を学ぼう
内容は結構聞いたことがあることが書いてあったりしますが、どうしてそうなるのかとどうしたらその状態を作ることができるかを説明してくれるのでとても参考になります。

自分の脳を「こうしたい!」という理想の状況に持っていくにはどうしたらいいか?をメインに書かれていますが、他人とのコミュニケーションについても書かれているので「相手をこう動かしたい時はどうしたらいいのか?」を考えるきっかけにもなります。

特に、ポジティブに気分をコントロールしたい時の話と、ストレス対処法の章が参考になりました。

人生の勝算

・「努力した人が報われる」社会を目指しているらしい
・社会に与える価値・幸せが大きいほど企業は儲かる
・前田さん優秀すぎ

配信サービスShowroomを作った前田裕二さんの本です。レビューが良かったので読んでみました。読んで良かったです。

ただし、読んだ全ての内容が今日から自分も参考にできる、実践できる!というものではありません。

私は以下のような感想を得ました。

  • 前田さんは元々知能が高く、幼い頃から物事の本質や原因を見抜く力がある(優秀な人)
  • 新卒から優秀。もちろん努力されただろうが、凡人が何1000時間かけて頑張っても到達できないところに到達できてる。
  • 投資銀行時代のお話は若干、現場で働くトップな人の姿として参考になるがやっぱりエネルギーがすごくて圧倒される。真似できない。
  • 立場が上になっても、経営者の立場になっても大手他社との協力が必要な時などは低姿勢。事業を成長させるには実直な努力の量だけでなく、人間付き合いやコミュニケーションが一番大事だということも当然ご存じ。時間のやりくりはどうなっているんだろう?

とても色々感じて頭と心が飽和しますが、丸っとまとめると「頑張ろう私!」と謎のやる気だけは出ました。

成功する人が絶対に抑えてるポイントは色々書いてある気がするので、また時間を置いて読みたいと思いました。

多動力

・ゴチャゴチャ言ってないでやりたいこと早くやれ
・準備期間とか言わずすぐ本番をやれ
・飽きたら次にいけ。飽きは成長の証

ホリエモンの本を読んでみたいとずっと思っていたので読んでみました。堀江さんらしくアツいですね。ちゃんとのせられてやる気は出ました。

堀江さんは凡人よりもエネルギーが強く行動力がとにかくある方だということがありありとわかるなぁと思いました。

各章にJust Do Itという今やってみようチェックリストがあるのでアツいお題にサクサク答えてみましょう。うまいこと乗せられれば「今日からあれをやらなきゃ!」とやる気に満ち溢れます。

個人的に気に入ったのが「飽き」を否定的に考えなくていいというところです。飽きたということは余裕が出て面白みを感じなくなったということなので成長したということだ!とのこと。ポジティブになれそうで良いです。

精神科医が見つけた 3つの幸福

・ドーパミン系の動的でガーっとアップダウンする「幸せ」の追求からセロトニン&オキシトシン系の静的で穏やかな「幸せ」追求にシフトしよう
・お給料800万円くらいが一番幸せらしい
・過去や未来より「今」に集中すると幸せになる
「ドーパミンがXXX…」「セロトニンが…」という話は一般的によく語られますが、この本はより深く(でもわかりやすく!)「幸せ」について説明してくれています。読んでよかった。
幸せの種類の解説に始まり、どうしてその幸せのバランスを保つことが重要なのか、どうしたらその理想的な形を実現できるのか、理想的な形になったらどんないいことがあなたにあるのかを教えてくれます。
自分事として読み進めると、気になるところ・疑問に感じるところもあって「もっと知りたい」「どうしてそこはそうなるの?」といい意味で好奇心を掻き立てられました。
個人的に気になったのは何かをやる時、人間は「一人よりもみんなとやる方が楽しい」らしいです。「一人で過ごすことが好き」という人も結構いると思うのですが、そういう人はどうなんでしょう。本人は「一人の方が楽しい」と思っているけれど、実は誰かとすごく楽しい時間を過ごした経験がないだけ…とかなんでしょうか。

社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ 〈 若手でもベテランでもない中堅社員の教科書 〉

新しいことへのアンテナを常に張り、いつでも自分の行動を振り返って軌道修正しましょう

どこが要点だったのか!ということを一言では表しにくい本でした。ただし言えることは、社会人10年目未満の私にも参考になりました。

社会人10年未満でも、①既に共感することが多い②将来自分の身にも降りかかりそうなことだと想像がついた、の2点をよく感じました。

また、きっとこの本を手に取る社会人10年目の人はとっても真面目に生きてるタイプの人だろうなと思いました。悩みの内容が、真面目な人しか感じなさそうなものばかりです。

成長し続けながら年齢を重ねたい!という社会人向けの本だと思いました。10年目と言わず、3年目でも15年目でも、気になった時に読んで振り返っていい内容だと思います。

仕事のやりがいとかどうでもいい!楽して最高の給料を得たい!そのための努力?嫌だ!自分のスペック以上のお給料をずるい方法でも得たい!という人には絶対に向かない真面目な本です。

そのほか読んだ本

仕事が速い人は、「これ」しかやらない ラクして速く成果を出す「7つの原則」

レビューがとてもよくベストセラーの本ですね。自分以外に読まれた方の感想を伺いたいです。

管理職むけの本だと感じました。若手で現場寄りの方はどうでしょうか…?

「優先順位を考えて着手する」などはみなさん既に考えていると思います。これを第一段階のステップとします。次に、優先順位は考えているつもりだけど仕事がうまく回らない、自分ではちゃんと考えているはずなのになんか間違えてるみたい。どうしてだろう…?という第二段階のステップがあります。

この本で出てくる仕事術は「優先順位を考えてお仕事しよう!」みたいな第一段階に突入しよう的な話題が多い印象でした。

ひとりビジネスの教科書 Premium-自宅起業でお金と自由を手に入れて成功する方法

・詳しく調べもしないで「自分は起業なんてできない!」と思ってる人は自分に向いたやり方・内容を選んで起業してみな!
・マーケティング命やで!
・一人でやらず、人を巻き込んでチームを作っていこう!
「マーケティングが全てです」という主張はとても普通でありふれた物だと思います。「誰に何をどのようにして」提供するかを考えればうまくいく!と主張されていますが、まぁそれができる人はすでに成功していて、できない人は「誰が何をどう欲しいのか」がわからないからできないんじゃ…と思いました。
使えるな!と思ったことは、自分ひとりで進めなければいけない個人起業においては自分のご機嫌取りが一番大事ということ。一般的にこうしなさい!と言われていることよりも自分の性格を考えてどうするか決めるべき、というところはひとり起業ならではだと思いました。
例えば、目標を明確にした方がいいかしない方がいいのか。プレッシャーを感じすぎてしまうタイプだったら具体的な目標を立てない方が気楽に楽しく続けられるかもしれないですね。
マーケティングやカスタマーの分析方法などについての具体的かつ実践的な考え方・分析&計算方法などの紹介はないので、一番初めのモチベーションをあげる!行動を始める!という段階におすすめです。

ジーニアスファインダー 自分だけの才能の見つけ方

幼少期からの自分を振り返って素質的な自分の強みを見つけましょう。それがあなたの天才性

すごいタイトルだなぁと思って読みました。一般的に使われるGenius(天才)とは異なる「天才」の意味を再定義してから話が始まります。

どの章も「これをやってみましょう!」というお題が与えられて自分なりに回答してみる、という参加型の構成なので回答するのが楽しかったです。

しかし、与えられたお題→解答、は簡単ですが、解答→分析が難しいです。

人間誰しも偏りがあるので「他者から見てどう見えるのか」がわからないと分析には進めないなぁと思いました。

各章の最初のページにアインシュタインの名言が載っているのですが、それがどれもとてもよかったです。ここが一番響いた。

モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)

・生命維持に必要最低限のものは満たされている時代になったから「這い上がるために頑張るぜ!」というタイプのモチベーション高い人は減っている
・今の時代は堅実・誠実にコツコツ労働を行うよりも、自分が他の人よりも得意なことをチョチョッとこなすことが評価される
自分自身がイマドキの「モチベーションない(と上の世代から思われる)」タイプではなくても、そういう世代の気持ちや思考を知るのに役立つと思いました。
自分自身が「モチベーションない」と思う場合は、どうしたら毎日が楽しくなるか?を考えるきっかけになるのかなぁと思いました。
私自身がモチベーションあるタイプなので自分には全然ない考え方を「そうかーそうだよねーこういう子いるよなー」と思いながら読みました。

AI分析でわかった トップ5%社員の習慣

トップ5%の社員は
・内省の時間をとる
・資格や研修よりも現場で学ぶ
・小さいが回数の多く確認をとって意思疎通のミスをなくす
・タスク管理アプリを使ってる
・情報を撮りに行かなくとも入ってくる環境を整えてる
・人とのコミュニケーションに時間を割く
知らなかった新しい情報というよりも、「仕事できる人を想像したら映像として思い浮かぶことを言語化してくれている」本という印象。
言語化してもらえることで、これまでなんとなく感じていた部分をはっきりと理解できるので、参考にはなります。
すでに管理職で自分で行動の融通をつけやすい環境の人を見ているんだなぁと感じました。
また、統計のお話なので100%それが正解と断言はできないでしょう…と思う点もありました。

眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学

流行最先端を常に追う人と、流行を全く追わない人は正反対の価値観を持ってるように見えるが、実は「他の人とは違う存在:自分、でありたい」という同じ心理を持っている。表出が正反対になっているだけ。
流行物が大衆に浸透した頃、自分に取り込む人は「みんなと一緒にいたい」タイプ。
文字が多かった。図解なので図がメインの軽い本かと思ったけれどしっかり文章量がありました。
内容は…結構知ってることが多いなぁと、個人的には思いました。
若手~中堅向け!仕事で成長できるおすすめ本13選

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ピープル大学(UoPeople)でコンピューターサイエンスを学んでいます。趣味はプログラミング。

コメント

コメントする

目次