仕事が辛い…休職のプロが教える心療内科の選び方・通い方

心療内科

この記事はこんな方向け

・お仕事を休みたい

・心療内科に行きたい。選び方がわからない。

・辛くてたまらない。病院選びについて誰に聞いたらいいかわからない。

この記事を読むと…

・お仕事が辛くなったときの心療内科の選び方がわかる

・心療内科の初診に通うときの心持ちがわかる

心療内科との付き合い方がわかる

 

「病院に行ってみたほうがいいかも。」

そう思ったけれど、メンタルクリニックって、なんか怖い…?

そんな方向けにこの記事を書いています。

 

筆者はこれまで3回休職しています。

胸は張れないですが、私の経験が少しでもあなたの役に立って欲しいです。

今は辛いけど、あなたは大丈夫。

目次

お仕事がつらくて「もうダメだ…」となったら

・もう無理だ、と思ったら即日、心療内科を受診

・カウンセリングより、まずは心療内科

ストレス耐性、アラートを上げるタイミングは人それぞれです。

しかし、自分で限界だと思ったらそこが限界です

涙が止まらない、仕事に行くのが辛すぎる、生きていくのが辛すぎる…

何かしら不調を感じ、「もう限界かも?」と思ったら、心療内科を予約しましょう。

 

社内・社外のカウンセラーを用意している企業もあると思います。

しかし、今のあなたは心療内科の予約が必要です。

 

カウンセラーさんにお話を聞いてもらうと、直後は気持ちが晴れた気になります。

しかし、問題は何も解決できていません。

なので、後でまた辛い気持ちが戻ってきます。

「ちょっと嫌なことがあって…」とか「ちょっと悩んでて…」のお悩み相談であればカウンセリングが有効ですが、心が崩壊しそうなあなたはカウンセリングではなく心療内科です

まず、心療内科にかかって、診断書を出してもらい、休職に進みましょう。

カウンセラーさんとのお話はその後お願いしましょう。

心療内科の選び方

今日・明日診察してくれるお医者さんを選んで

・人気の心療内科は何ヶ月も初診待ち
・初診受付を中止している心療内科も

あなたは緊急性が高い状態なので、今日か明日、できるだけ早く診察できるお医者さんを探してください

評判の良い心療内科は初診が3ヶ月・半年待ち、受付中止中というクリニックがざらにあります。

そんなに待つ余裕はないので、すぐに診療できるお医者さんを見つけてください。

今日・明日診察してくれるお医者さんの注意点

すぐに初診診察してくれるお医者さんは以下2タイプ

・普段は予約いっぱいだが偶然空きがある!

・口コミ評判が悪く、あまり人気がない…

評判の良いお医者さんと、すぐに診察してくれるお医者さんの違いは…?と疑問に思いますよね。

予約を簡単に取れると言う事は、あまり人気がないのかもしれません。

もしくは、普段は混んでいるけれど偶然その時空いているというラッキーなケースかもしれません。

 

ネットで病院の口コミを見ると、低評価が多いことがあります。

・機械的な対応しかしてくれなかった
・ひどいことを言われた
・費用が高かった

あまり気持ちの良い経験はしたくないですよね。

でも、今のあなたはまず休職する必要があります。

とにかく診断書をもらってきてください。

 

どうしてもいいお医者さんが見つからない場合

どうしても家の近くで今日や明日見てくれるお医者さんがいない…と言う場合は、オンライン診療の病院を探してください。

自由診療なので費用が少し高くなるデメリットはあります。

しかし、心身への影響が増えてしまうと元も子もないので、選択肢に入れてみてください。

評判のいいお医者さんは何が違う?

評判の良いお医者さんは…

・特定の分野に特化している

・お医者さんの人柄が良い

筆者の推測ですが、評判の良いお医者さんは分野特化か、とても丁寧にお話を聞いてくれる等の良い点があります。

 

とある病院で〇〇病、〇〇障害だと言われたけれど納得がいかない…とか、

もう何年間も治療を続けているけれど良くならない…もっと詳しいお医者さんに診て欲しい!だとか

そういった理由で定期的に通っている人が多い印象です。

心療内科の通い方

心療内科で何を診てもらって、何を解決するべきかについてお話しします。

症状を抑えることと、原因を解決すること

今のあなたに必要な対応は以下の2つです。

・原状回復
・再発予防

多くの心療内科では1つ目の原状回復を達成すると、復職への準備が始まり、復職し、通院が終わります。

1度目の適応障害だと、こんなものでしょう。

心療内科の役割は、元気をなくしてしまったあなたを元気にすることです。

 

どんなに健康な人間でも、環境が悪く適応障害を発症することはあります。

休んで元気になったのなら、それでOKです。

 

しかし例えば、私のように適応障害を複数回繰り返しているとか、昔から薄々心の不調があったような気がする…という場合は、根本原因を確認する必要があります。

これは今回の休職に至った原因と根本は1つですが表象が別なので、別問題としてお医者さんも指摘してくれないことが多いです。

気になるようであれば自分から言い出してみてください。

それか、こちらは超急患ではないので、人気の心療内科に1ヵ月後の初診予約を取ってもいいと思います。

自己判断で通院をやめないで

「もう元気!通院はいらない!」と自己判断しないでください。

お医者さんが「もう来なくていいよ」と言ってくれるまで、通ってください。

 

心療内科のお医者さんは、定期的に患者を観察することで症状を見ていきます。

今は元気だけど次の通院の時は元気がない、とか気分のアップダウンも見ています。

なので、「ここ数日元気だからもう通院は不要!」ではなく、「元気な状態を診察してもらいに通院!」を心がけてください。

 

また、診療に納得がいかない場合は我慢せずセカンドオピニオンを求めてください。

例えば私は、辛いと主張したところ「若いからそうなのよ」と一蹴にされたことがあります。

そういう時は、自分の「辛い」という気持ちの方が正解です。

自分に合ったお医者さんを見つけましょう。

怖い場所じゃない。勇気を出して自分を救って。

初めての心療内科、嫌な思いをした経験がある心療内科は、足がむかないですよね。

かくいう筆者も、「行かなきゃ行かなきゃ…」と思いつつ行かない、という日々を何度も経験しています。

心療内科は足が重いものです。

目に見える外科的な怪我と異なり、精神的な病は辛さに反して隠したり我慢したりしすぎてしまうもの。

そして、限界を迎えた時はすでに遅し。動けなくなっちゃいます。

 

職場や友達、家族にお話しできなかったり、助けてもらえなかったりしても大丈夫。

自分には自分がついているんだ、ということを忘れず、

苦しんでる自分に愛情を持って抱きしめてあげて、心療内科を予約して、助けてあげてください。

生まれた時から死ぬ時まで、あなたにはあなたがついてる。

心と体は一体ですが、心の声を押し殺したり、見えないふりをしてきた結果が今のあなたの辛さです。

しっかり、自分自身に愛情を向けてください。

他の人が心配してくれなくったって、ムカつく人がいたって、それは他人。

あなたはあなた。自分自身をいっぱい愛して、診療を受けてください。

もし、本当に辛くて仕方ないのに病院も見つからなくて、カウンセリングも見つからなくて、辛くて辛くて仕方ない…という時があったら、私のTwitterにDMしてください。私はしっかりしたカウンセリングなんてできませんが、お話を聞いたり、一緒に病院を探したりできます。

心療内科

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この記事を書いた人

ピープル大学(UoPeople)でコンピューターサイエンスを学んでいます。趣味はプログラミング。

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