UoPeopleへの応募をした際のあなたは「よし、勉強するぞ!」とやる気MAXなはずですが、なんやかんやでコースが始まるまでに1ヶ月ほど間が開きます。
その間に、何度かUoPeopleからアナウンスのメールが届いたり学生用のPortalでNotificationがあります。その中の1つに、Prepare College Coursesの案内があります。
正直、このコースは全く読んでおかなくても実際のコースが始まった後困ることはありません。しかしPrepare期間が終わりコースが始まると、絶対Prepare College Coursesみてないでしょ!と思える人がたくさんいます。パッとみてわかるくらいの違いなので、真面目にPrepare College Coursesを読んでおくことで、周りの生徒よりもスタートダッシュを決めることができるのです。
Preparation College Coursesで学ぶこと
Preparation College Coursesで学ぶことは
- オンライン大学での学び方と生活
- アメリカの大学の方式
- 専攻学科のバックグラウンド(コンピューターサイエンスの場合)
が主なトピックです。オンライン大学での学び方と生活についてがとてもボリューミーです(というかほぼこれだけです。コンピューターサイエンス専攻は、学科専用の課題としてコンピューターの歴史とJavaの書き方についての印刷するとかなり分厚くなる資料の読み物がありました。これは真面目に1ページずつ読もうとすると1年かかりそうです。
UoPeopleは実際のコースが始まる前に、真面目に勉強しろよ、勉強方法を間違えるなよ、と伝えたいのだと思います。なぜならUoPeopleはオンライン大学であり直接生徒と顔を合わせることができないからです。
教材
UoPeopleに応募していない人でもアクセスできるオープンな場所にURLが用意されています。
各学科のPrepare College Coursesへの親ページ
上記のURLから自分の専攻学科のページに飛び、instructionをみてください。
こちらは、このページ自体が読み物です。
結構な分量があリマス。大半が読み物(600ページとか)で、その他に外部サイトや動画がいくつかあります。
学び方
学び方を学ぶコースの学び方について考えましょう。教材は大半が読み物なので読むことは避けられません。しかし、一気に読むことは不可能な分量なので、現実的なスケジュールを立てて少しずつ進めましょう。論文的な文章は比較的主張内容が明白だったり、似た内容の論文が3つほどあったりするので、だんだん必要な時間は少なくなります。
しかし問題は本1冊分以上ありそうな分厚さです。20章弱あるため、1日1章読み進めても20日かかります。初めのコースが始まるまでの日数を考えて予定を立てましょう。個人的には、今後のUoPeopleでのたくさんの文献を読む生活を想像すると、難しくない内容で分量のある文章を読むことはいい訓練になりそうだとポジティブに捉えていました。
また、専攻学科の読み物はかなり専門的かつこんな知識必要?と思えるものでした。コンピューターサイエンスでは
- コンピューターの歴史(19XX年に誰が何を開発、その背景にはこんな苦労が…とか、もはや伝記)
- Javaの書き方、概念(Java未経験の人はきっと読んでも理解できないでしょう)
といった内容の読み物が300ページ以上続くpdfがありました。頑張って読み始めましたが、正直日本語で書かれても私は読めないと思った細かさです。
動画も、読み物も、ただこなそうとするとかなり眠くなります。ノートをとって、自分の頭を使いしっかり解釈しながら読むことが必要です。
どう学んだか
上の勉強法を踏まえて、私がどうPrepare College Coursesの大半をこなしたか書いていきます。
今振り返ると、正直すぎるくらい真面目に全部読んだ自分すごい…とびっくりします。
- pdfは全て印刷する
- Excelで綿密なスケジュールをつくる(日程は縛らない)
- 比較的しっかり読む(飛ばし読みをしない)
- Indexは先に読む
- あまりにも「内容がなさそう」と思った文献は読まない(1,2個のみ)
PDFの印刷は、PC上で読むと目と首が痛くなったため、コピーしました。短い文献はコンビニで質の良い紙とインクで印刷しました(読んでいる最中の気分がよいため)が、何百ページもある文献は家でコピーしました。500枚入りのコピー用紙があっという間になくなりますが、目への優しさなどを理由に、家族の理解を得てコピーし続けました。
Excelのスケジュールはこなすべき課題とそのURLを一覧にして、それぞれに取り組んだ日付とチェックボックスを用意して、終わったら日付とチェックを入れていくようにしました。また、パッとみて簡単に終わりそうか時間がかかりそうかをAAA~Cくらいのレベルわけを自分で行い、簡単そうな方から取り組みました。日付の予定も立ててしまうと、予定が崩れた際の修正が大変そうなので付けませんでした。
今後UoPeopleでたくさんの文章を読むことになることを想定しているため、比較的読み飛ばさずしっかり理解しながら読むことを心がけました。しかし、1言1句を読んでいると終わりません。読書の訓練と思い、英語での速読方法などを自分で調べて、その方法を実践してみたりしました。
上の読み方と合わせて、Indexだけは先に読んで全体が何について語っているのかは把握しようとしました。しかし1日経てば忘れてしまうので、その都度「なんの話だっけ」と思ったら確認するようにしました。
論文を読んでいて、他人の論文を引用し続けて終わる論文がたまにありました。しかも内容が薄かったので、そういう文献は「あれ?」と思ったら流し読みをして、しっかり読まないようにしました。
取り組めば必ず差がつく
Preparare College Coursesはかなりの分量があります。「しっかり真面目に取り組んでいる生徒があまりいなさそう」というのが、実際のコースが始まってからの著者の感想です。しかし、これだけの文章でUoPeopleが生徒に伝えたい「オンライン大学での学び方」は結構役に立っていると感じます。せっかくの学びの機会を最大限良い時間にするために、Prepare College Coursesに取り組むことをお勧めします。
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