アメリカ宛て郵便の関税は送る側がアプリで事前払い!eBay発送で郵便局で固まった実体験とZonosの使い方【2026年】

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eBayで小さなフィギュアが売れました。本体14ドル+送料12ドル、合計26ドル。お相手はアメリカ・テキサス州の購入者さんです。

いつも通り国際郵便マイページで送り状を作って、意気揚々と郵便局に行ったのですが……窓口で言われました。

「アメリカ宛ては関税がかかりますよ。今は手続きが変わっていて…」

え、関税って受け取る人が払うものじゃないの? と、その場で固まりました。結論から言うと、2026年の今、アメリカ宛ての販売品は「送る側がアプリで関税を事前に支払う」方式に変わっていました。知らなかった……。

今回は、私が郵便局で焦りながら何とか発送できた実体験と、日本郵便の公式発表をもとに、今のアメリカ宛て発送ルールをまとめます。

(ルールは2026年11月6日時点で日本郵便の公式発表を確認したものです。この半年で何度も変わっているので、発送前に最新情報も確認してください)

目次

結論:2026年11月時点の最新ルール

  • 日本郵便でアメリカに販売品を送るときは、送る側がCBP(米国税関)の認定事業者のアプリで、関税を事前に支払う
  • 日本郵便が推奨するアプリは「Zonos」と「SafePackage」(2026年10月時点)
  • 送り状には「DDP-」と13桁の申告番号が必要
  • 2026年10月15日からは、原則すべての郵便局で出せる(国際郵便を扱わない簡易郵便局を除く)
  • 2026年10月15日からは、100ドル以下の個人間の贈り物も、アプリでの事前登録が必要(関税は免税、手数料はかかる)
  • 2,500ドルを超えるものは事前登録不要で、受け取る人が現地で関税を支払う
  • 私の実例では、申告価格 約2,200円のフィギュアで、関税+手数料は約500円(約23%)だった

何が変わったの?時系列で整理

  • 2025年8月27日:日本郵便が、アメリカ宛ての関税がかかる郵便物の引き受けを一時停止
  • 2025年8月29日:アメリカが少額輸入の免税措置(デミニミス)を停止。これまで800ドル以下なら免税だったのが、原則として関税がかかるように
  • 2026年4月14日:指定郵便局で引き受けを再開。差出人がCBP(米国税関)の認定事業者のアプリを使って、関税を事前に支払う方式に
  • 2026年10月15日:引き受けが、原則としてすべての郵便局に広がる。あわせて、100ドル以下の個人間の贈り物も、アプリでの事前登録が必要に

日本郵便が推奨しているアプリは、2026年10月時点で「Zonos」と「SafePackage」の2つです。私はZonosを使いました。

今のルールのポイント

中身と金額アプリでの事前登録関税の事前支払い
手紙・はがき不要不要
100ドル以下の個人間の贈り物必要(手数料がかかる)不要(免税)
2,500ドル以下の販売品など必要必要
2,500ドルを超えるもの不要受け取る人が現地で支払う

ポイントは4つです。

  1. 販売品は、金額が小さくても関税の事前支払いが必要
  2. 送り状(ラベル)には「DDP-」と13桁の申告番号の表示が必要。自動で印字されない場合は手書きでOK
  3. 郵便局のタブレットではアプリを使えないので、自分のスマホかパソコンで登録する
  4. 日本郵便はアプリの操作をサポートしていないので、アプリの使い方の質問はアプリの会社へ

そして大事なのが、売れた商品は贈り物ではないということ。「贈り物」にすれば関税がかからないとしても、ここを誤魔化すのはNGです。正直に「ネット販売品」として出すのが正解です。

実際に郵便局でやったこと

私の当日の流れはこんな感じでした。

  1. 国際郵便マイページで送り状を作成(内容品は英語で「Plastic figure」、内容品種別は「ネット販売品(通販)」、有償/無償は「有償」を選択)
  2. 窓口で関税の話を聞いて固まる
  3. その場でZonosのアプリをダウンロード
  4. アプリで内容品・価格などを登録すると関税が自動計算されるので、そのまま支払い
  5. 窓口で荷物の重さを量ってもらい、送料を払って発送完了

事前に知っていれば家で落ち着いて登録できたのですが、知らなかったので全部郵便局でやりました(笑)。窓口の方が丁寧に教えてくれて助かりました。

なお、日本郵便の案内では、国際郵便マイページで作った送り状はアプリの申告とつながらないため、送り状はアプリ側で作るように案内されています。私のように先にマイページで作ってしまった人は、窓口で確認してもらうと安心です。

かかった費用の実績

今回の実績をそのまま載せます。

項目金額
売却価格本体14ドル+送料12ドル=26ドル
申告価格約2,200円
関税+アプリ手数料約500円
送料(100g以内)1,200円
仕入れ値550円
最終的な利益約1,170円

関税+手数料は申告価格の約23%でした。思っていたよりは軽かったのと、荷物が100g以内に収まって送料が最安区分だったのが救いです。仕入れ550円の商品で、全部差し引いても1,170円残ったので一安心。

とはいえ、この「約2割」という負担は、値付けの前提に入れておかないと危ないです。アプリの手数料は商品の金額にかかわらずかかるので、特に本体価格が安い小物ほど、利益の中で関税+手数料が占める割合が大きくなります。

これからアメリカに発送する人へ

今回の学びをまとめます。

  • 郵便局に行く前に、アプリで関税の事前支払いと送り状づくりを済ませておく(郵便局でやると時間がかかります)
  • 2026年10月15日からは、原則どの郵便局からでも出せる(国際郵便を扱っていない簡易郵便局は除く)
  • 内容品の申告は正直に。販売品を「贈り物」で出すのはダメ
  • 関税は原産国や品目で変わるので、日本から送っても中国製の商品は中国原産として計算される点に注意
  • 値付けは「本体+送料」だけでなく、関税+手数料まで見て利益計算する(私の場合は申告価格の約2割でした)

eBayでの販売については、eBayの閲覧数やウォッチャーが減る理由をまとめた記事も書いています。

古い情報に注意:今はもう違うこと

この1年でルールが何度も変わったので、ネットの記事やAIの回答には古い情報がまだ残っています。私も最初は古い情報を信じて郵便局で固まりました。2026年11月時点では、次のようになっています。

古い情報2026年11月時点の正しい情報
800ドル以下なら関税はかからない2025年8月29日に免税措置(デミニミス)は停止。少額でも原則関税がかかる
関税は受け取る人が払う郵便で送る2,500ドル以下の販売品は、送る側がアプリで事前に払う
アメリカ宛ての荷物は日本郵便で送れない2026年4月14日に引き受けを再開している
指定郵便局からしか出せない2026年10月15日から、原則すべての郵便局で出せる
100ドル以下の贈り物なら手続き不要2026年10月15日から、贈り物もアプリでの事前登録が必要
使えるアプリはZonosだけSafePackageも日本郵便の推奨に追加されている

よくある質問

アメリカに送るとき、関税は誰が払う?

郵便で送る2,500ドル以下の販売品は、送る側がZonosなどのアプリで事前に支払います。購入者さんが受け取るときに払う方式ではありません。

いくらくらいかかる?

商品の種類や原産国で変わります。私の場合は、申告価格 約2,200円のフィギュアで、関税とアプリ手数料を合わせて約500円でした。

近所の郵便局から出せる?

2026年10月15日からは、国際郵便を扱っていない簡易郵便局を除いて、原則どの郵便局からでも出せます。

売れた商品を「贈り物」として送ってもいい?

ダメです。販売した商品は贈り物ではないので、正直に「ネット販売品」として申告します。

まとめ

アメリカへの発送は、正直ハードルが上がりました。でも、手順さえ分かれば送れるし、今回みたいに小さい荷物なら関税も約500円で済みました。

「知らなかった」で郵便局で焦る人が少しでも減りますように。私も次からは家で登録を済ませてから行きます……!

参考にした情報

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この記事を書いた人

UoPeople(アメリカのオンライン大学)でコンピューターサイエンスを学び卒業。仕事と育児を両立しながら、お気に入りの美容アイテムや英語学習について発信しています。

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