音声入力の活用で自分を理解し脳のワーキングメモリを最大活用する方法

音声入力の活用で自分を理解し脳のワーキングメモリを最大活用する方法
目次

要点

✅スマホやPCの音声入力機能を使用した脳内整理がおすすめだよ

✅これをすると脳のメモリ使用率が下がるよ

✅これを毎日の習慣にするとあなたのメンタル&フィジカル両方よくなるよ!

あなたのパフォーマンス、最高ですか?

あなたは今、自分のパフォーマンスに満足していますか?

これは、お仕事だけについてではありません。プライベートでも、十分に睡眠を取れていますか?趣味の時間はしっかりとって、満足できるだけ楽しめていますか?家族や友達との時間は取れていますか?経済面は満足していますか?

「やりたい」ことがたくさんあっても、実際には考える「べき」こと、やる「べき」ことが多すぎて頭の中がいっぱいで、余暇が少ないのが日本社会。

少しでも争って、自分の時間を増やして、やる「べき」ことはもちろんササっとこなして、「やりたい」ことに時間を使いたい。そんな方にオススメしたいのが音声入力脳内整理です。

やり方

概要:音声入力を使い思ってることを全部文字にする

音声入力脳内整理のやり方は簡単です。スマホやPCの音声入力機能で、今その時に自分の考えていることを文字にするのです。

では、具体的な手順を説明します。

1:一人きりになれる空間に入る

一人きりの空間を用意すること自体が難しい方も実はたくさんいますよね。おトイレとか外階段とか、同居人のいない時間を狙うだとか、どうにかして一人きりの空間を用意してください。

2:スマホ・PCのメモ帳を開く

ここに文章を書いていきます。身近な人に見られるのが怖い人は、鍵がかけられるメモ帳にしたほうがいいですね。

3:最低時間タイマーをセットする

ひとまず、3分にセットしてみましょうか。3分間、何かしらを声に出すことを第一の目標としてみます。ちなみに、3分間を過ぎても声にしたいことがまだまだある場合は音声入力を続けられます。

また、何度か繰り返す中で「私は思ってることが多すぎる!」という場合は5分、10分など自分が心地よいと思う時間に最低時間タイマーの時間を変更すると良いでしょう。

4:音声入力を起動し、タイマーをスタート。なんでもとにかく声に出してみる

iPhone/Android、どちらも使用端末の純正音声入力が一番優秀かと思います。新しいアプリは不要なので、純正の音声入力をキーボードから起動し、最低時間タイマーの時間内、何かしらを声に出し続けることを目標にしましょう。

「何を話したらいいかわからない…」とか「うーん」とか「えー」とか、なんでもいいです。「今は何も思いつかない」とか。とにかく、声を出し続けます。すると、

すると、不思議なことに途中から何かしらの話題が出てくるのではないでしょうか。「今、私はこの時間が苦痛だ」とか「今日は雨だよ」とか「さっき飲んだココアが美味しかった」とか、なんでもいいんです。そのうち、「あ、苦痛といえば昨日こんなことが…」とか「雨の日用の靴買わなきゃ」とか「牛乳がなくなったんだよな」とか、忘れていたけどたまに考えていたことが文字になってきます。

ちなみに筆者は、スマホで音声入力しながらPCを開き、今Chromeで開いているブラウザを全て1つずつ説明する、という形を好んでいます。話題に困ったら目の前にあるものをきっかけにするのがオススメです。

5:最低時間タイマーが鳴っても話題が尽きないなら、尽きるまで続ける

ノってきたら、「もう話すことないよ!」と思うまで話し続けましょう。意外と、心の奥に眠っていたこと、頭の片隅にあったことが出てきます。文章はぐちゃぐちゃでいいです。話題が飛んでもいいです。全て文字にしましょう。

6:心に余裕があれば、文章を見返す

やりたくなかったら、やらなくてもいいです。しかし、「やりたい気分」だったら、音声入力で書かれた文章を見返してみましょう。「ここで出した話題が後でまた出てる」とか「こことここ、関連なくない?」とか、「そうだ、これは絶対忘れちゃいけない!今日やろう!」とか、色々感想が出てくると思います。

ここは覚えておきたいとか、今日やりたいとか、大切だと感じた部分は太字にしたりハイライトにしておきましょう。

以上で、音声入力脳内整理のやり方は終了です。

音声入力脳内整理のルール

硬いルールはありませんが、こんな風にすると良いのでは?というものを紹介します。

毎日短時間でも続ける

毎日続けるといいです。昨日は思い出さなかったけど今日思い出すことがあるかもしれないし、それを脳内にとどめてメモリを消費するのはもったいないです。自分の考えを文字に出したら、もう脳内に留めておく必要はありません。その分脳内の容量が空くため、あなたは、今のあなたが直面しなければいけない事項に全集中できるようになります。

もちろん「やりたい日はやる」でもいいですが、「何も思いつかないよ…」という日の方が意外なことを思い出すので、筆者的には毎日がオススメ。

定刻にやるorやりたい時にやる

「毎朝OO時にやる!」としてもいいし、「やりたくなったらやる」でもいいと思います。「できる時間にやる」もありますね。これは各個人のライフスタイルに依存するので、自分で好きなように決めましょう。

どうして音声入力なのか

声のアウトプットは一番脳に近く、煩雑。

「考えていることを、なんでも無理矢理文字にする」というマインドセットの方法は昔からあります。キモは、音声入力を使用すること。音声入力は、圧倒的に手で文字を書いたりタイピングするよりもスピードが速いんです。つまり、一定時間声を途切らせず話すということは、一番脳から近く、速いアウトプットなのです。

手で文字を書くときは文章の構成を考え直したり、書いた文字を消したり、考える時間がります。

しかし、音声入力はそれができません。文章はきっとごちゃごちゃになります。しかし、これが人間の、あなたの頭の中なのです。一番rawなあなたの気持ち・考えを可視化できるのが音声入力なのです。

音声入力お助け

実は使っていて「やり方がわからない!」とか「困った!」が少しだけあったので説明します。

改行の方法がわからない

解決策:「改行」と言えばいいみたい

iPhoneを使用していますが、改行の方法がわかりませんでした。どうやら「改行」というと改行してくれるみたいです。音声入力中はこの「改行」が本当に反映されているのか目で見てもわからなくて、文字が続いているように見えましたが、音声入力が終わって漢字の変換などが終わったらしっかり改行されていました。

音声入力しながら画面を変えられない

解決策:なし。複数端末を使うことで解消

PCのメモ帳を開いて音声入力をしてみたときのお話です。「「別デスクトップに移動できるかな?」と思ったらできませんでした。音声入力中はメモ帳からカーソルを外せないので、スマホのメモ帳で音声入力しながらPCを触るとか、それが終わったらPCの音声入力に切り替えてスマホを触るとか、工夫が必要ですね。

音声入力の課題

もちろん、音声入力にも課題はあります。

声の出せる環境が必要

カフェなどの外出先では活用できません。また、他人がいる空間も「本当の本音」が言いづらくなるのでよろしくないですね。課題です。

機密情報は声に出せない

お仕事に関することなど、機密情報は声に出すことが憚られるものの1つですよね。

周囲の騒音で声が聞き取られないことがある

動画を流している部屋で音声入力を使用すると、雑音により音声が正しく認識されず、音声入力がうまくいかないことがあります。でも何か音が欲しいとき、ありますよね。とてももどかしいです。

PCへの負担が大きい

M1チップではないMacBook Proを使用しているのですが、音声入力を始めるとファンがガンガンに動きます。触った感じも明らかに温度が高くなっているし、心配です。

MacBookの場合、謎の半角スペースが入ってしまう

これはいわゆるバグの一種かな?と思っていますが、MacBookで音声入力を使用すると先頭に謎の半角スペースが入ってしまいます。いくつかの解決策を試してみましたが、私はいまだに解消できずにいます。

あいブログ
【対処法を3つ】Mac文字変換で半角スペースが勝手に入ってしまう「超簡単に解決できます!」 Macで半角スペースが勝手にできてしまう時の対応 Macで文字変換中に、勝手に空白スペースができてしまう現象が生じることがあります。 Macユーザーにはそれなりによくある...

外に出せるものは出してしまおう

いかがでしょうか。音声入力脳内整理で、自分の頭の中や心の中から出してしまうことができるものは全て出してしまいましょう。こうすることで、あなたが覚えておかなければいけないことがとても減ります。そうすると頭の容量を他のこと(例えば今集中して行わなければいけないことなど)に当てることができ、パフォーマンスが上がりますね。また文字の形であなたがその時に考えていた事は全て残しているので、それを見返せば頭の中では覚えることができない量の大切なことを記録しておくことができます。

音声入力脳内整形を生活に取り入れて、生活のパフォーマンスを向上してみませんか?

他の「ポンコツでもできる作業効率アップ策」はこちら

音声入力の活用で自分を理解し脳のワーキングメモリを最大活用する方法

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ピープル大学(UoPeople)でコンピューターサイエンスを学んでいます。趣味はプログラミング。

コメント

コメントする

目次