新卒外資系女子はキラキラしたいけどバリキャリになりたいわけじゃない 

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外資系に新卒入社する女の子達

東京カレンダーでグッサリと胸に刺さる記事を見つけました。新卒で外資系企業を選ぶような「ハイスペ」な女の子達は、バイタリティ溢れてバリキャリ街道まっしぐらで、海外育ちで「ら行」の発音が舌巻いてて、かきあげ前髪で綺麗系…なんてイメージをしていませんか(偏見強すぎ?)?

実際そういう女の子はもちろんいますが、そうじゃない女の子もいっぱいいます。

特に今回伝えたいのは、外資系にいる女の子たちはバリキャリ街道を目指している女の子ばかりではないということです。「外資系の女の子たちってプライド高そうで怖い!」と思っている男性の皆さん、一概にグループ化しないでください。

外資系にいる女子

コネ入社女子

社長令嬢、会社役員のご子息・ご令嬢はとても多いです。当然コネ入社で、ある日突然現れます。顔合わせ程度の面接は行うようです。意外なのが、総合職でバリバリ働いているケースが多いことです。とはいっても、一番大きな部署・花形部署で話が上手く進むに決まっている部署に配属されています。

ええところのご子息・御令嬢は幼稚園から私立の名門学校で学ばれているし、当然大学は海外大学卒業だったり留学をしていたり院だけ海外に行っていたりとそこだけで評価してもいいポストに就職できそうです。

日系外国人女子

親のコネ系ではない場合は、海外生まれ海外育ち海外国籍だけど親が日本人(日系外国人)や日本国籍だけど海外生活が長い人が多いです。日本という国に憧れがあって大人になってから自分で日本を選んで入社してきたタイプが多く、親は海外に住んでいることが多いです。

自力で応募して入社してくるバイタリティがかっこいいです。本人的には「日本に馴染んでる!」と思ってるしパッと見、普通の日本人なのですがスマホの日本語キーボードがアルファベット配列でローマ字入力している確率90%。

バックオフィスを選ぶ計算高い系女子

バックオフィスの女性はまたタイプが変わります。ちなみに、結構年齢幅広く女性が多かったです。

こちらも、高いハードルをくぐり抜けてきたことが予想されますが、日本の大学卒の20代女子やママさんもいました。皆一見するとおっとりしているのですが、少しでもこちらがミスするとビシッと文句を言われます。やっぱり外資です。海外とのやりとりも絡んだお金系の処理を担当するため、国際的な会計の資格を持っていることなどが必須となります。

勤怠管理や経理担当の人は、外国人の社員(社長や重役を含む)と直接やりとりをして詳細を聞いたり失礼にならないように訂正を依頼したりする必要があるので、英語でのコミュニケーション能力は当然必須です。

人事部は日英どちらもパーフェクトな海外育ち女子

人事部にいた女性は、社交的であることはもちろん、日本語も英語もどちらもビジネスレベルで上手な方でした。ダントツで、日本語も英語もナチュラルです。どう生活してきたらそうなるのか本当に不思議。

でも外資系の人!という感じはバッチリあります。日系企業特有の気遣いや社会人マナーは知らなそうでしたが、メールの文章などはしっかり日本流。

とにかく人懐っこくて、誰を相手にしても愛想良く対応し上手に関係を築いていて、さすがだなぁと思っていました。

みんな家庭を持ちたい願望がある

場所ごとの外資系女子のタイプをざっくりとあげてみましたが、ここで重要なのは、どのタイプの外資系女子も結婚願望・家庭を持つ願望があるということです。結構みんな結婚したい家庭に入りたいです。

一生独身でとにかくキャリアに突っ走りたい!なんて考えている女性は、私はまだ見たことがありません。相手がいる方は結婚するし、いない方は頑張って人生のパートナーを探しています。本当に頑張っています。

稼ぎたい・居心地が良いから碍子にいるだけ

外資系にいる女子はみな、とてもお金を稼ぎたい願望が強いように感じます。昇給しなかったら上司に直談判するし、もっといい条件があったら迷わず転職(転職先も外資系)すると思います。

外資系にいる女子たちは、自分の生きやすい場所を探してここに辿り着いた、という感じを私は強く感じます。日系企業にいたら、「突飛な考え方をする」とか「空気を読めない」とか「変な見た目」とか「気取ってる」とか、嫌な目で見られ、仲間はずれにされそうな人々である気がします。

外資系にいる人は、普通に英語を話せる人が多いです。つまり、海外での生活の経験があります。

「色んな人がいる」ことが普通の海外と「日本人しかいない」日本では大きな文化の違いがありますよね。外資系の人々は、「普通」に振る舞っても文句を言われず、自分の能力を充分に発揮できる場所を探してやっぱりここに落ち着いた、という節があると思います。

そして、日本で英語をビジネスレベルで使える人はやっぱり少ないようで、彼らは稼働単価が高く、とても簡単なお仕事を「英語でする」というプラスαの価値だけでとても高いお給料を得ることができるのです。だから居心地の良い外資系企業にいるんです。

外資系女子が選ぶパートナー

では外資系女子はどのような男性をパートナーに選ぶのでしょうか?

ハイスペ同士

ハイスペ同士は学生時代からのお付き合いもしくは職場で、という形がメインになります。勝ち組の印象通り、若い時に素敵な相手をお互いにつかまえているパターンです。

私を支えてくれる系あったかパートナー

「俺の奥さん、すごいだよ!」と素直に言える、旦那さんで、奥さんよりも旦那さんが家庭的なパターンです。結構いる気がします。土日や平日夜に奥さんが遊びにいきたい時は当たり前に旦那さんが家庭のことを担当していたり、奥さんの出張中に子供とお留守番していたりする様子を話に聞くと「とっても幸せそうだな〜!」と感じます。これも出会いは、職場や結婚相談所だったと聞きます。

彼の方がハイスペ

このパターンはあまり聞いたことないのですが、彼の方が奥さん以上にハイスペで、奥さんはお仕事を辞めてしまうか、派遣やパートになってゆったりとした生活に移行し、妊活や子育てに力を割くというパターンも聞きます。

ゆっくり結婚タイプ

残る最後が、結婚はゆっくりタイプ。

これは外資系女子というより「高学歴女子」で括った方が良さそうなパターンですが、一般的に「理想が高すぎる」と言われるやつです。

実際にどういうことかというと、「彼の方がハイスペ」タイプの結婚のみを成功と決めて男性を選ぼうとし、「私を支えてくれる系あったかパートナー」となりそうな素敵な男性を見逃しているケースです。

客観的に聞いたら「そんな人いないわ」と思ってしまう必須条件をたくさん持っています。

このタイプの外資系女子は一定数います。彼氏欲しい、結婚したい感はとてもとても溢れ出ているのですが、中々実現できません。その結果、独身バリキャリ街道を走ることになります。

本人たちは美しくお仕事もできる素敵な女性なので、欠点も含め好きになれる男性が現れたらいいね、と感じます。

外資系女子はお仕事も頑張る美人母に憧れている

外資系女子はキャリア街道を全力疾走したいと思っているわけではないことはお分かりいただけたでしょうか。

外資系に入社するからと言って、お仕事に人生を全振りする必要はありません。

むしろ、外資系の方が勤務時間が短かったり、福利厚生が充実していたり残業が少なかったりと、家庭を持つ女性に優しい制度が整っていることもあります。

外資系への就職を考えている女性は、外資系でバリバリお仕事を頑張りながらも聡明な美人母となる道があることを覚えておいてください。

「外資系で働く女なんてプライド高そうでナイわ…」なんて酷い先入観と固定概念をお持ちだった男性がもし、いらっしゃれば。その考えは間違っています。外資系で頑張っている女性は賢く、真面目で、自分の将来を考えながら日々を過ごしている聡明な女性なので家庭を守る最高の妻になりますよ。ぜひ選んで、大切に大切に扱ってください。

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この記事を書いた人

ピープル大学(UoPeople)でコンピューターサイエンスを学んでいます。趣味はプログラミング。

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