子供の保育園グッズに名前をつけていて、タオルだけやけに手強いと感じたことはありませんか。
うちでは名前スタンプを愛用していたのですが、タオルに押した名前だけ数回の洗濯であっという間に薄れて読めなくなってしまいました。しかもそのタオルには洗濯表示のタグがついておらず、「タグにシールを貼る」という定番の方法も使えません。
同じように困っている人のために、タグなしタオルでも消えにくく名前をつけられる方法を調べてまとめました。
※製品の仕様・価格は変動する場合があります。購入前に各販売ページで最新情報をご確認ください。
名前スタンプがすぐ消えた理由
名前スタンプは、洋服のタグやプラスチック製品など表面が平らな素材には強い一方、タオルのようにもこもこした「パイル地」とは相性がよくありません。パイル地はループ状の繊維が密集した構造をしていて、スタンプのインクが繊維の奥まで入り込まず、表面にしか乗らないためです。押すときにしっかり力を入れていても、洗濯を数回繰り返すだけでインクが繊維の表面から剥がれ落ち、薄れて読めなくなってしまいます。
タグなしタオルの名前つけが難しい理由
タオルの名前つけグッズの多くは、実は「タグに貼る」ことを前提に作られています。ノンアイロンタイプの名前シールが分かりやすい例で、ツルッとしたタグの上でこそしっかり接着しますが、起毛のあるパイル生地に直接貼ると洗濯のたびに剥がれやすくなります。
つまりタグなしタオルの場合、「パイル地でもきちんと定着する方法」を選ぶことが何より重要になります。
方法1:布用ペンで直書き(にじみ対策つき)
一番手軽なのは、やはりペンでの直書きです。ただし普通の油性ペンだと、パイル地の繊維に引っかかって文字が汚くなったり、インクがにじんだりしがちです。「布用」と明記されたペンを選ぶと、繊維に引っかかりにくい硬めのペン芯と、洗濯に強いインクが使われているのでにじみにくくなります。
さらににじみを防ぎたい場合は、書く前に生地を軽く水で湿らせておくか、専用のにじみ防止スプレーを一吹きしてから書くと仕上がりが安定します。水や布の繊維の隙間をあらかじめ埋めておくことで、インクが繊維の間を伝って広がる「毛細管現象」を抑えられるためです。
書く場所は、パイル部分よりも起毛の少ないタオルの端(ヘム部分)の方がきれいに書けます。大きく名前を書く指定がある場合は、布用ペン+にじみ防止スプレーの組み合わせがおすすめです。
方法2:アイロンシール
アイロンの熱で圧着するタイプの名前シールは、タグがなくても布製品のどこにでも貼れるのが強みです。1枚あたり10円を切るものも多く、コスパも見た目も良好です。
ただし、パイル地に直接貼ると洗濯で剥がれやすくなるため、貼る場所はタオルの端など起毛のない部分を選ぶのがコツです。毛足の長いタオル全体に貼るのには向きませんが、ヘム部分やワンポイントの名前つけには十分な耐久性があります。
方法3:フロッキーネーム
ふわっと立体的に浮き上がる文字が特徴のフロッキーネームは、数ある名前つけグッズの中でもパイル地に強いのが最大のメリットです。アイロンで圧着するタイプが多く、毛足の長いタオルでもしっかり定着します。製品によっては耐洗濯300回の試験に合格しているものもあり、頻繁に洗うタオルの名前つけに向いています。
1枚あたり50〜100円程度と他のシールに比べるとやや高めですが、見た目のかわいさと耐久性を両立したい人にはおすすめの方法です。
方法4:名前を書いた布・テープを縫い付ける
一番丈夫なのは、名前を書いた白布や名前入りのテープを縫い付ける方法です。パイル地の毛足が長くても関係なく取り付けられ、インクのように水に弱いということもないため、洗濯による色あせや剥がれの心配がほとんどありません。
縫い方は、表に縫い目が目立ちにくい「まつり縫い」がおすすめです。玉結びが見えないよう布の裏から糸を通し、パイル地を少しだけすくって布の折り山のやや内側から糸を通す、という手順を繰り返すだけなので、裁縫が得意でなくても挑戦しやすい方法です。ミシンがなくてもきれいに仕上げられます。
手間はかかりますが、「毎日使うお気に入りのタオルだけはしっかり名前をつけておきたい」という場合に向いています。
名前スタンプを使い続けたいなら
使い慣れたスタンプを手放したくない場合は、押す場所をパイル部分ではなく、タオルの端(ヘム部分)や、毛足の短いガーゼタオルに変えるだけでも持ちが良くなります。スタンプはプラスチックや金属など他の持ち物にも使えるアイテムなので、タオル以外の名前つけと使い分けるのも一つの方法です。
まとめ|タグなしタオルにはどれを選ぶべき?
タグなしタオルの名前つけは、パイル地でもしっかり定着する方法を選ぶかどうかがすべてです。手軽さを重視するなら布用ペン+にじみ防止スプレー、見た目のかわいさと耐久性のバランスを取りたいならフロッキーネーム、とにかく長持ちさせたいなら縫い付けが向いています。
我が家はスタンプで失敗した経験から、次からはフロッキーネームと布用ペンを使い分けることにしました。同じように「タオルの名前だけすぐ消える」と悩んでいる人の参考になればうれしいです。


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