大切に手洗いしていたブラジャーが、まさかの生乾き臭……。
今回、実家のお風呂場でブラデリスのブラジャーを干したところ、乾いた後も嫌な臭いが残るようになってしまいました。
ランジェリー用洗剤でもう一度洗ってみても、臭いが落ちません。決して安くない大切なブラなので、「もう捨てるしかないの?」とかなり焦りました。
そこで、ブラデリスと洗剤メーカーの公式情報を確認しながら、補整機能やレースをなるべく傷めずにできる対処法を調べました。
ブラジャーに生乾き臭がついた原因
今回の原因として考えられるのは、浴室内の湿気と乾燥にかかった時間です。
ブラジャーはカップやパッド、生地が何層にも重なっています。表面は乾いているように見えても、カップの内側やワイヤー周辺には水分が残りやすい構造です。
特に浴室は、次の条件が重なると乾燥に時間がかかります。
- 入浴後で壁や床が濡れている
- 換気や乾燥運転をしていない
- 濡れたタオルやほかの洗濯物と一緒に干している
- パッドを入れたまま干している
- 風がカップの内側まで通っていない
私は手洗い後にタオルで水分を取っていましたが、その後の乾燥に時間がかかったことで、生乾き臭が発生した可能性が高そうです。
オキシクリーンや熱湯は使わない
生乾き臭を調べると、「オキシクリーンにつける」「40〜60℃のお湯で除菌する」といった方法が多く出てきます。
しかし、これらはタオルや丈夫な衣類向けの方法です。ブラデリスのような補整ブラには向きません。
粉末の酸素系漂白剤はアルカリ性が強く、レースやポリウレタン、接着部分などを傷める可能性があります。熱いお湯も、伸縮性や補整力の低下、色落ちにつながるおそれがあります。
ブラデリス公式のお手入れ情報でも、漂白剤は生地の劣化につながるため、使用を避けるよう案内されています。
大切なブラには、次のものを安易に使わないほうが安全です。
- オキシクリーンなどの粉末酸素系漂白剤
- 塩素系漂白剤
- 熱湯
- 重曹やクエン酸への長時間のつけ置き
- 乾燥機やドライヤーの熱風
- 臭いを覆うための消臭スプレー
生乾き臭が落ちなかったときの洗い直し方
ブラデリスのランジェリーソープで洗い直しても臭いが残ったため、今回はおしゃれ着用中性洗剤の「アクロン」を使うことにしました。
アクロンは、中性でデリケート衣類に使用でき、公式に「部屋干し臭・干し忘れ臭・戻り生乾き臭」への抗菌効果を掲げています。
用意するもの
- アクロン
- 洗面器
- 乾いた清潔なタオル2枚程度
- 浴室乾燥機
洗い方
- 洗面器に30℃以下の水を4L入れる
- アクロン10mlをよく溶かす
- パッドが外せる場合は取り外す
- ブラを両手で持ち、カップをつぶさないよう優しく振り洗いする
- 臭いの強いカップ内側や脇部分は、優しくつかみ洗いする
- 水を替えながら2回すすぐ
- 乾いたタオルに挟み、上から押して水分を吸わせる
- タオルが濡れたら、新しい乾いたタオルに替える
アクロン公式では、手洗いの場合は水4Lに10ml、30℃以下の水を使用するよう案内されています。また、立体的なブラジャーには、両手で持って優しく動かす「振り洗い」が適しているそうです。
汚れや臭いが気になる部分に原液を使う場合は、つけたまま放置せず、すぐに洗います。
アクロンとエマール、どちらがいい?
アクロンとエマールは、どちらもデリケート衣類に使える中性洗剤です。
エマールには酵素が配合され、汗や皮脂汚れを落とすことを特徴としています。一方、現在のアクロンは「戻り生乾き臭」への抗菌機能を明記しています。
そのため、今回のようにすでについてしまった生乾き臭を目的に選ぶなら、私はアクロンを選びました。
ただし、エマールしか家にない場合は、まずエマールで丁寧に洗い直してもよいと思います。両者に圧倒的な差があるわけではなく、日常的なブラのお手入れには、ブラデリスのランジェリーソープを使うのが基本です。
アクロンはどちらの香りを選ぶ?
アクロンには「フローラルブーケの香り」と「ナチュラルソープの香り(微香タイプ)」がありますが、基本的な洗浄・抗菌機能は同じです。
私は、生乾き臭が本当に消えたか確認しやすいよう、香りの弱いナチュラルソープ微香タイプを選びました。
フローラルブーケをすでに持っている場合は、そちらを使って問題ありません。香りで一時的に臭いが隠れる可能性があるため、完全に乾いてから改めて確認するのがポイントです。
扇風機がなくても浴室乾燥で大丈夫
洗い直した後、また生乾きにしてしまっては意味がありません。
わが家には洗濯物の前に置ける扇風機がないため、浴室乾燥の「乾燥モード」を使いました。送風だけでは湿気が抜けにくく、乾燥に時間がかかる場合があるため、今回は乾燥モードを選びます。
浴室乾燥を使う際のポイントは次のとおりです。
- 浴室の壁や床の水滴をあらかじめ拭く
- 濡れたタオルやほかの洗濯物を一緒に干さない
- パッドを外し、ブラ本体とは別に干す
- カップの内側に空気が通るように広げる
- 熱風の吹出口の真下を避ける
- 2〜3時間運転し、カップ内部まで完全に乾いたか確認する
浴室乾燥はタンブラー乾燥のようにブラを回転させるものではありません。吹出口から距離を取り、熱が集中しないようにすれば、送風だけで長時間湿らせるより現実的な方法です。
まとめ:大切なブラを生乾き臭から救う手順
今回の対処法をまとめます。
- オキシクリーンや熱湯は使わない
- 30℃以下の水とアクロンで優しく振り洗いする
- 水を替えて2回すすぐ
- 清潔な乾いたタオルで、できるだけ水分を取る
- パッドを外し、浴室乾燥で短時間に完全乾燥させる
- 臭いの確認は、完全に乾いてから行う
ブラジャーは普通の洋服より乾きにくく、丁寧に手洗いしていても、干し方によって生乾き臭がつくことがあります。
今回あらためて感じたのは、「優しく洗うこと」だけでなく、「できるだけ早く完全に乾かすこと」までがお手入れだということ。
大切なブラが生乾き臭くなってしまっても、すぐにオキシクリーンや熱湯を使わず、まずは中性洗剤で丁寧に洗い直し、乾燥環境を整えてみてください。
参考にした公式情報
※衣類の素材や装飾、洗濯表示によって使用できる洗剤・方法は異なります。実際にお手入れする際は、ブラジャー本体と洗剤の表示も確認してください。


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