”プラズマ二重整形”って何？
プラズマ二重整形
プラズマ波を使い、メスを使わずに二重を作る整形方法。
※たくさん補足事項があるので後述します！
TikTokで上のキャプチャのような動画を目にしたことはありませんか？
細い針のようなもので二重の線をつけているように見えるのですが、これがプラズマ波を使った二重整形の施術の様子。
日本では全然聞いたことのない二重まぶたの施術方法ですね…
タイ語で検索すると「プラズマ二重整形」がいっぱい出てくる！
タイ語で検索すると沢山の「プラズマ二重整形」に関するタイの美容整形クリニックのウェブサイトや動画が出てきます。
どうやらタイではメジャーな施術の1つみたいです。
プラズマ二重整形ってどんな施術？
プラズマ二重整形の詳しい施術方法はあまり公開されていません。
しかし、それもそのはず。メスを入れる施術ではなく、プラズマ波を当てるだけの施術なので説明する手順や内容も複雑ではないないようです。
プラズマ二重整形施術の流れ
カウンセリング等は省きます。
①プラズマ波を当てる部分を確認する
②プラズマ波を丁寧に当てる
③完了
30分くらいで完了する、という紹介動画が多いです。
どんな仕組みで二重になるの？
プラズマ波を当てた部分の皮膚が引き締まり（収縮し）、
- 二重のシワが深く入る
- 二重付近のまぶたのたるみが減る
この2つの効果によりまぶたが二重になるようです。
効果は永続する？
タイのクリニックを探しましたが、永久的な二重施術なのかという点に触れるクリニックがほとんどありません。
反面、下の記事では「永続するわけがない」とドクターがお話ししています。施術の仕組みについても詳しく解説されています。
施術した部分は二重まぶたに見えます。プラズマが発射されるため、皮膚のひだの下にかさぶたが付着します。皮膚があんなにくっついているのは そのため、二重まぶたが形成されているように見えます。そしてかさぶたが剥がれると、しばらくは二重まぶたが残っていますが、徐々に元の状態に戻ります。テープを貼って二重まぶたを作るような感じです。外すと緩みました。結果は一時的な二重まぶたとなり、まぶたのたるみを矯正するよりも期間は短いと考えられます。（Google翻訳）
筆者が沢山情報を探した中で他にプラズマ二重整形の仕組みを解説していたり効果の永続性について説明するものが全く見つからなかったのですが、日本で普及していない施術であることや、お話しに筋が通っていることなどから、参考にできるお話ではないかと思います。
プラズマ二重整形は永久的に効果のある施術ではないかも。
プラズマ波照射直後はかさぶたができて皮膚が収縮し、二重のしわになるもののかさぶたが治ってくると元のまぶたに戻ってしまうのかもしれない。
どんな人が施術適応？
多くのタイのクリニックのウェブサイトによると「既に二重の人」「ちょっと頑張ったら二重になる人」が適応だそうです。
元々ガッツリ一重の方はこの施術では二重にすることは難しいようです。
「プラズマ波」とは
「プラズマ波」とは、プラズマ中に生じる電荷密度の波動であり、プラズマ中を伝わっていく現象です。
分かりやすくいうと、イオン化したガスを使っています。
プラズマ波は美容整形においては、皮膚のたるみ・しわに対する治療機器などに使用されます。
プラズマ波を使用することで肌のターンオーバー促進や成長因子の活性化、高い殺菌作用、皮膚表面の老廃物の除去などの効果が期待されます。
プラズマ波とレーザーの違い
プラズマ二重整形において、プラズマはレーザーではないという点が強調されるのですが、何が違うのでしょう。
レーザーは光子を放出することで物質を加熱します。プラズマは高温・高圧下で発生する第四の物質状態でありイオン化したガスの状態を指します。プラズマは、電子やイオンが自由に動き回るため、電気的・磁気的な性質を持ちます。
レーザーは光の波長によって物質を切断します。プラズマは、電子やイオンの振動によって生じる電磁波を伝えます。
レーザーは光の強度によって物質を加熱します。プラズマは電子やイオンの運動エネルギーによって物質を加熱します。
プラズマ波を使った美容施術は沢山ある
「プラズマ二重整形」という施術法はなかなか聞きませんが、プラズマ波はシワ・たるみの改善や肌のターンオーバー促進を目的に日本でもよく使われるものです。
プラズマ二重整形で使用されていると思われる医療用機械を採用している日本のクリニックもいくつもあるようです。しかし、二重まぶたを形成するために使用されるというお話は聞きませんね。
まぶたに照射しても大丈夫
プラズマ二重整形は「Plexr」という機械を使うようですが、この機械はまぶたに照射できる点が特徴的です。
多くの医療機器はまぶたは照射できないので珍しいですね。
プラズマ二重整形ができる国は？
プラズマ波で「二重を作る」施術はタイ以外で見つけにくい
「プラズマ二重整形が大人気！」という国はないのではないかと思われますが、2019年に公開された韓国系の動画を見つけました。
「プラズマアイリフト」は世界各国で施術可能
「プラズマ波をまぶたに当てる」という施術はたるみで重くなってしまったまぶたを引き締めることを主目的として使用されます。
この施術は日本も含めて世界各国で行われており、元々二重の方がこの施術を行なった結果、加齢によるまぶたのたるみが減ってぱっちり二重になった（戻った）というサンプルは多いです。
これが「二重整形」と見なされるのかというと微妙ですね。
プラズマ二重整形は埋没＆切開には勝てない
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情報量が多くないため断言できませんが、プラズマ波を使用した二重整形は埋没法や切開法ほどのメリットがないように思われます。
そして、それが日本を始め韓国など整形大国でも今日、二重形成術のメニューに「プラズマ二重整形」が出てこない理由と思われます。
SNSでは日本に出回っていない世界の情報も知ることができますが、特に整形のように心身の健康に関わる情報は沢山の情報を集め、精査し、判断するようにしましょう。
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